お台場の地震の爪痕”液状化現象”

2011/04/02追記:浦安・舞浜も行ってきました

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とんでもない地震(東北地方太平洋沖地震)が起きてしまいました。私のオフィス@柏でも震度6前後で大きく揺れました。日本橋に帰宅するのに4時間掛かるなど苦労しましたが、東北の津波に遭われた方から比べたら大した被害ではありません。今後少しでも生存者が見つかることを祈っております。

さて、東京マラソン後左膝、右足首が極めて痛くなりました。マラソン前から痛めていた部分をレースでとどめをさした形です。その為、この2週間は運動はもちろん、歩行、椅子の座り・立ちすら困難な生活を続けておりました。医者などにも行き、何とか改善してきました。そこで、まだ余震が続いていて極めて不謹慎ではありますが、リハビリも兼ねてお台場へツーリングに行ってきました。スピードは極めて遅く、距離も23kmちょっとのショートライドです。

とりあえずお台場に地震の影響などが出ていないか写真を撮りながら走りました。


震災後直ぐにお台場のテレコムセンター付近で火災がありましたよね。その辺りまでいって見ましたが、どこが燃えたのか確認できませんでした。


今日のお供は、Canyonです。この辺りは地震の影響なかったんだなぁ・・と思っていたところ・・。


なんといつも走っているところが砂だらけ!これは高波などが入ってきたのかな?と最初思いました。


と思ったら、こんな砂溜まりが・・。中心が盛り上がっていて、しかも真ん中のへこみは誰かの足跡?かと思ったら違いました。


そうです。液状化現象で砂が飛び出していたわけです。お台場のそこら中にこのような箇所がありました。
やはり埋め立て地ですから、こういう感じで砂が吹き出して来るわけですね。

お台場に向かう途中、豊洲、東雲を通りましたが、道を走る限りは、このような液状化の箇所を発見することはできませんでしたが、このお台場の状況をみると、おそらく点々と発生していたのではないかと思われます(見ていないので推測です)
→コメント欄参照。


液状化だけではなく、このようなブロック床はそこら中がひび割れしていました。お台場もかなり揺れたのがわかりますね。

このような日にお台場にいたのはやはり外国人観光客ばかりで、殆ど人は居ませんでした。


レインボーブリッジは大丈夫でした。

PowerShot S95による撮影ですが、やはり若干眠い画像ですね。


月島にかかる”中央大橋”。ネーミングセンス最低。この橋は風でもかなり揺れるのですが、大丈夫でした。

まだまだ余震が続きますので、皆様どうぞお気を付けください。そして東北地方の皆様が少しでも良い方向に向かうように願うばかりです。

Canon PowerShot S95撮影テスト。

コンパクトディジカメCanon PowerShot S95を導入しました。自転車でその辺りを走ってくる際に軽量で良く写るディジカメがあればいいなと思い、いろいろ調べた結果S95にしました。

候補に挙がったコンパクトデジカメは、
Canon PowerShot S95
Olympus XZ-1
Panasonic Lumix DMC-LX5

まぁ、どれもハイエンドコンパクトディジカメと分類され、ミラーレス一眼より下、普通のコンパクトディジカメより上という位置づけです。
まぁ、性能・仕様だけを見れば、XZ-1が一番でしょう。一方で店で触ったときに個人的な好みで挙動が気に入らなかったので、XZ-1はやめました(理由は細かいので書きません。良いカメラです)。
LX5は、過去にLX3を持っていたこと、また職場のカメラもLX3であることから(私が選んだのだけど)、LX5は面白くないなと。また、Silkypixがプレビュー精度が悪く個人的に嫌いっていうのもあります。Photoshop CS5 / Lightroom3で現像しても良いのですが、どうもAdobe Camera RAWは苦手なんですよね。インターフェイスが良くない。
結局S95の決め手は、EOSで使い慣れている無料RAW現像ソフト DPP(Digital Photo Professional)が使えることです。EOSと同じフローでRAW現像ができるのは大きいかなと。まぁ、コンディジなので気合い入れてRAW現像をするかはわかりませんが。
あと上記3機種では、S95が一番安価なのも魅力でした。

さて、一通り使ってみましたが、やはりいろいろコンデジは面倒です。一眼レフで物理的に回すなどの作業で出来ることが、メニューでクリックで進めていくファンクションはやはり面倒です。
あと、AE(Auto Exposure)と露出補正がちょっとバグがある気がするんですけど、コンデジってそんなものなんですかね・・。慣れていないだけなのか良くわからんのですが、まぁいいや。

とりあえず撮影テスト。まだMFが慣れておらず微妙な感じ。あとウリのF2.0ですが、やはり口径だけ無理した感じで開放の甘さは残念な感じです。

同じカメラを検討中の方は、少しは参考になれば幸いです。全ての写真はクリックすると非縮小、JPEG最高画像へリンクします。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=5, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=4, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

絞りの違いによるボケ確認。F2とF6.3の比較。フォーカスはレンズ先端にあわせています。


f=6mm(135判換算28mm), 0.8 sec, F=2, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)
やはりF2だと周辺キツイですね・・。ヌケも悪いです。あと、赤リングの色がオレンジっぽいですよね。なぜこの色になったのかよく分からないのです。どうも開放時はいろいろ挙動が変です。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=6.3, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

F6.3は若干絞りすぎですが、開放(F2)よりは安定していますね。赤リングの色も正常。なぜF2の時にオレンジっぽくなったのか原因不明。

結論として、このS95は非常にバランスが良く優れたカメラだと思います。200g程度の軽量ボディという条件ではとても高性能ではないでしょうか。現状(2011年3月現在)オススメのコンパクトディジカメだと思います。

2011年2月ランニング・サイクリング統計

さて、今日で2月も終わりですね。2月のフィットネス統計です。

ランニング:225km
サイクリング: 346.91km

2011年2月のランニング・サイクリング統計

今月は東京マラソンもありランニング重視でした。週末のチャリ乗りが残念極まりない・・・。

東京マラソンは終わりましたが、平日のランニングペースは変える予定はありません。週末、チャリ精力的に乗ってゆきます。

日本橋~浦安~舞浜~葛西~若洲~お台場:ツーリング

日本橋→浦安→舞浜→葛西→若洲→お台場:つまり東京湾岸に沿ってツーリングしてきました。

距離は、74.89km。


クリックすると拡大。かなり海沿いばかり沿って走ってきました。


今日のお供は、Canyon。


ディズニーリゾートの外周はとても走りやすくておすすめです。ディズニーシーのコロンビア号も見えますし。

はぁ。それにしても、この自転車は素晴らしいです。フレームもグループセットもホイールも。

横浜・みなとみらいツーリング。

三連休、最後の日に晴れました!ので、早朝から横浜・みなとみらいまでツーリング。


日本橋から15号で南下し、横浜・みなとみらいを一周して、1号で帰路へ。76.21km。

しかーし、出発(7時)が早すぎて路面が凍結しまくり。やはり転びました・・・・。


水平が出ていない・・・。光学ファインダーだとこういうことはないんだけども。EVFだとずれるなぁ・・。


今日のお供は、LITESPEED Archon C2 + Campy Record 2011 + Mavic R-Sys SL


転倒により、買ったばかりのRecordエルゴパワーのブレーキレバーの先が擦れました・・・。残念。
他にはリアブレーキのセンターがずれました・・。あとは右膝を擦りました・・・。


ベイブリッジ。チャリンコで越えられないですよね??


赤レンガ倉庫を見るとあぶない刑事のエンドロールを思い出すのは自分だけ?


インターコンチ。


元町・中華街。朱雀門だったかな。

LITESPEED Archon C2。デザインも気に入っていますが、やはりCanyon Ultimate CF SLXにはフレーム性能でかなわないと思います。
素人なのでどこがと明確には表現できませんが、やはり性能の差は明確にあります。

今回転倒してしまいましたが、やはり路面凍結時は気をつけた方が良いですね。ずっと集中して走っていたのですが、まさかのところで・・・。今回はアルミリムホイールだったので良かったです。

3連休最後に晴れて気持ち良いツーリングになりました。横浜やっぱりいいですね。一度は住んでみたいです。

2011年1月ランニング・サイクリング統計

2011年1月のランニング、サイクリングの統計です。全く持って酷い・・・。全然両方とも走れていません。
特にランニングに関しては、両膝、左足首が痛すぎて全く距離とスピードが上げられません。特に左足首の状態が良くないです。
心肺的にはもうちょっと距離も伸ばせるのですが、寒い朝で関節もカチカチな状態ですと、のばしたくてものばせない状態です。
こんな足の状態で東京マラソンが大丈夫なのかリアルに心配になってきました。

ランニング:92km
サイクリング:475km

2月はもう少し足の状態が回復してくることを祈るばかりです。

Campagnolo Recordブレーキパッドについて(ネジ破断、パッド交換など)

極めてニッチな内容でございます。最近のブログを読み返してみても自転車の内容ばかりでブログのタイトルからかけ離れています・・。まずいなぁ・・。

さて、カーボンホイールを使い始めましたので、ブレーキパッドもカーボンホイール用のパッド(シュー)に交換しなければなりません。そんな大した作業ではないのですが、その工程でいろいろあったので少し紹介。

まず、ブレーキパッド。型番は、Campagnolo BR-RE701/2です。


Campagnolo brake pads for carbon rims [BR-RE701/2]

この3つ箱の差が分かりますか?(写真はいつも通りクリックすると拡大)。実は、商品型番やバーコードが同じにも関わらず、中に入っているものが違います。
左上の箱だけ、2011モデル対応の新型ブレーキパッドです。カンパは、結構大きな変更にも関わらず同じ型番で販売しています。この辺が混乱しがちです。
しかも真ん中の箱と右下の箱は、両方とも旧型ブレーキパッドにも関わらず箱の大きさが違うという、千差万別っぷり。
まぁ、こういう細かい部品は棚に入っていて、注文が来たら箱につめてバーコードシールを貼るっていう仕組みでしょうね。
つまり、このパッドを注文する際に型番ではなく、2011モデル対応の旨を店に伝えなければなりません

では、ブレーキが2011年モデルから何が変わったのか?


左、中上の二つ:Campagnolo Super Record (2009/2010)のブレーキパッドホルダー
中下、右の二つ:Campagnolo Record (2011)のブレーキパッドホルダー
(後で出てきますが、このホルダー自体はブレーキアームにTORX T-25のネジで取り付けます。写真に写っているとおり。)

2011年からは、わかりますかね?パッドに窪みが付いていて、そこにホルダーの”引っかけ”を当てて交換しやすくなりました。新型ブレーキパッドはこの窪みに対応したわけです。


左が新型(2011モデル対応)ブレーキパッド。背中に引っかけの窪みが付いています。
右が旧型。

こんなものをなぜイチイチブログで紹介したかには二つの理由があります。

1)旧型はブレーキパッドの交換がとても困難。
 旧型ブレーキパッドは、窪みとかなくパッドホルダーにしまりばめで挟むことにより固定されています。これが死ぬほど堅い。マニュアル( http://www.campagnolo.com/repository/documenti/en/Skeleton_Brakes.pdf ) を見ると、手を怪我しないようにグローブしろよとか書いてありますし。
パッドをはめる際には、潤滑剤を使わずにアルコールを使えとか。とにかくそうでもしないと堅すぎてはいりません。私はパッドを湿らして、プラハンでとんとん叩いたところ(ある本に書いてあったので)、見事に新品のパッドが途中で折れて使い物にならなくなりました・・・(1つが無駄に・・・)。そういう意味で結構大変でした。人によっては専用道具みたいなものを使っている様ですね。
 とはいえこの問題は慣れれば大した話しではありません。

2)ブレーキパッドホルダーをブレーキに固定するネジが規定トルクでも破断。


破断したブレーキパッドホルダーを固定するTORX T-25ネジ。規定トルク8Nm。

ブレーキパッドがなんとか付いたところで(プロショップの方にもお世話になり)、パッドホルダーをブレーキ本体に固定していたら上記の様にネジが破断。
マニュアルには8Nmが規定トルクとなっています。トルク管理は人工衛星でも非常に重要で数百本の衛星のネジは全てトルクレンチ・トルクドライバーで管理します。
管理が甘いとロケット打上振動でネジが緩み、そのネジが無重力で浮遊し、衛星に傷を付けたり、衛星から離れると時速28000キロのデブリになるからです。
 人間の手先感覚によるトルク管理は洗練で、そこが職人芸ではありますが(その技能は認めますが)、その職人芸気質は衛星開発には無用・不要です。完全に設計通りに組み上げる必要と、何回も組み上げするための再現性が必要であり、人間の感覚に頼るようなリスクは負えません。逆にその職人気質を一般的にこの国は賞賛(プロジェクトXの影響か?)される傾向があり、私も一定の理解はありますが、それは発展途上の製造国がやる行為であり、先進国で十分に年収があがった国が推奨してやる作業ではありません(このブログで何度も述べておりますが)。あと、日本人は器用で、他の国の人は不器用だというのも情報不足からくる都市伝説です。ベトナムあたりの切削加工技術は相当レベルが高いです。彼らは出稼ぎで家族を離れて他国に出向いていたのを、自国で技術を付ければ自国で働けるわけであり、その技術習得の真剣さは凄まじいです。日本の戦後と一緒ですよね。つまり人種・国柄に関係なくどれだけ真剣に命をかけてやっているかなんですよ。なので日本人が特別器用っていうのは戦後、必死だったころの話で、我々はもっと設計側、システム側に回らないといけません。米国はちゃんと、製造を人件費の安いアジア、アフリカに投げて、iPhoneをはじめとして優れたプロダクトの設計を相変わらず世界トップレベルで行っています。日本は、先進国入りする間にそこが育たなかったので今の様に世界に取り残されてしまったわけですね。

さて完全に話しがそれました(笑)。とにかく8Nmの規定トルクでとめたら破断したわけです。それほど良いトルクレンチではないので10~20%程度トルクに誤差があっても破断するのは、ネジの設計と規定トルクの設定値に問題があります。つまりカンパの設計ミスだと思います。まぁ、このネジを軽量化しすぎていることと、ここの規定トルクを高すぎるのが問題ですね。ネジと相手の素材を考えるとこの部分は6Nm程度でしょうね(あくまで個人的な意見です)。このネジを追加注文しましたが、TORXというのもあり4本ですごい値段がしました・・。サイメンのブログでも同じ箇所のネジが破断しているようですから、この部分は注意が必要ですね。

というわけで、カンパレコードクラスのブレーキパッドがマイナーチェンジしているのに型番すら変えていないよということと、取付ネジが破断しやすいよという話でした。

日本橋~文明堂浦和工場直売窯出しかすてらツーリング

今日は会社のメンバーと、北千住駅で集合して、荒川CRを北上し、文明堂浦和工場が定期的にやっている、工場直売の”窯出しかすてら”を食ってくるツーリングに行ってきました。

窯出しカステラの日程は、
2/5,6、26,27
3/12,13,26,27
4/2,3,23,24
5/7,8

の予定の様です。行く前に確認はしてくださいね。

さて距離は、90.95kmでした。。朝は超寒かったのですが、風があまり強くなかったので、快適に走れました。


入り口の看板。日本橋から出発しているのですが・・・(笑


こんな感じですぐ後ろの釜から熱々のカステラを出してきて、その場で包んで販売しています。最高です。


味はこの2種類。1本600円。1本ずつ購入しました。


その場で開けて、1本の半分くらいを食べました。帰りの為のエネルギーを蓄えます。


(iphone4 + instagr.am)
今日のお供は、Canyon Ultimate CF SLX 2010。Boraは連日利用ですが、すごいホイールです。ハブが特にすごいですね。
こんなにすぅーと伸びまくり、柔らかくなめらかに前にでてくるホイールは快感そのものですね。

後ろにいろいろな自転車が止まっていますが、訳があります。実は、このカステラ工場、窯出しカステラのイベントは、mixiのチャリンココミュに書いてありました。
しかもちょうど今日、そのイベントを開催しており20~30人規模で参加されていました。我々はそのイベントには参加せず、そのアイデアだけ勝手に拝借して、独自に走りました。
こちらの出発が1時間遅かったのですが、人数が少ないので工場直前で追い抜き(笑)、先にカステラを頂きました。

カステラもおいしかったですし、楽しいツーリングとなりました。

Canyon Ultimate CF SLX + Campagnolo Super Record乗り心地。

11月上旬に自転車の転倒で左足首を痛め、それがなかなか治らず、足首をかばいながら歩いていたので、今度は左膝を痛めました(12月中旬)。
その後に、会社内でインフルエンザがはやり、私も例外なくかかり(インフル一歩手前)、1週間ダウン。未だに咳が残っています。
そんな感じで、2週間くらい自転車の乗れていない!というわけで、体を冷やさないように日本橋→永代通り→荒川CR→葛西臨海公園という往復24キロのショートコースを走ってきました。
今日のお供は、Canyon Ultimate CF SLX(2010)です。もう久しぶりのチャリンコで最高に気持ちが良くニヤケながら走ってしまいました。

2011モデル発表前の2010ファイナルセール+円高をうまく利用して、CF SLX 2010モデルのトップモデルを選んで良かったです。全パーツが手を抜いていないので、私の様にコンポをいろいろ変えたくなる性分には完全に向いています。手を抜いていないので変える必要がないのです。グループセットは、Campagnolo Super Record (2009/2010)、ホイールはクリンチャー+アルミリムホイールとして超軽量級のMavic R-Sys SLです。ハンドルやサドルも重量面で見て、ほぼ最軽量なので変えるところがありません。

さて、Dura-Ace(7900系)を搭載しているLitespeed Archon C2と毎回乗り換えていますが、最初あまりに軽い車体でピーキーだったCanyonに妙に違和感を感じていたのですが、1000キロ以上走ってきて、やはり乗り心地は最高な気がしてきました。車体が6kg前半ということもあり何とも軽く、羽が生えたような軽さと乗り心地で走りに喜びがあふれます。軽量厨ではありませんが、やはり自転車の車体重量が軽いのは自転車の性能(特に加速面において)重要だと思っています。

ちなみにDura Aceとカンパ上位3グループセットの質量比較などは、別記事で少し取り扱っています:Campagnolo Record 2011 onto LITESPEED Archon C2

さて、軽量以外にCanyonが快適というか”乗りたい”、”乗っていて楽しい”と思うのは、Campagnoloのグループセットだと個人的に思っています。こんなロードバイクを始めたばかりの素人でも、Campagnoloはすごい、というか官能的で魅力的なグループセットだと思います。日本人にありがちなイタリアへの憧れと言われればそれまでなのですが、これは使ってみないと分からない魅力だと思います。カンパ(=カンパニョーロ)の魅力は、まずは見た目の美しさです。これは、ファッションならイタリアブランド、車ならフェラーリ、スピーカーならソナス・ファヴェール、ヴァイオリンならストラディヴァリ・・に通じる美しさです。クランクの美しさ、エルゴパワーのカーボンレバーの曲線美など、とにかく綺麗なデザインをしていると思います。隣にDura-Aceがありますから、シマノさんには申し訳ありませんが、相手になっておりません。Dura-Aceはその中でも綺麗な方だと思うのですが、やはり根本のデザインセンスが違うと思います。

次にカーボンクランクセットの気持ちよい柔らかさです。これは、Super Recordのみクランクセットにも搭載しているCULTベアリングによる回転の軽さもあるかと思うのですが、カーボンの絶妙な柔らかさって漕いでいて本当に心地よいです。決して弱いわけではなく、脚力トルクを堅さで跳ね返すDura-Aceに対して、なんとも言えない包み込む様な感じがあるんですよね。まさに、剛のDuraAceに対して、柔のSuperRecordという感じです。どちらも悪いわけじゃなく、個人的な好みでSuper Recordのカーボンクランクの弱くはない柔らかさが実に気持ちが良いと思っています。私は使ったことがありませんが、Chorus, Record, Super Recordはクランク自体はUltra-Torqueでほとんど同じ構造の様なので、同じ体感になるんではないですかね。CULTがその柔らかさの一端を担っているかはわかりません。

さて最も紹介したいのは、やはりエルゴパワー(Ergopower Controls)だと思います。下に写真を載せておきます。クリックすると拡大できます。

いわゆるカンパニョーロの、ブレーキレバー+シフトレバーの両機能を担う部分がエルゴパワーです。もうこれが素晴らしすぎます。
2枚目の写真にあるようにハンドルの真ん中に向けて少し曲がっています。そしてこのヘッド部のサイズも小さめです。この形、サイズが握っていてとても握りやすいのです。Dura AceのSTIは、ヘッドのサイズが(体の小さい日本人が設計しているにも関わらず)でかすぎるのです。新105のSTIは小さくなりましたので、7900系Duraの時は小さくできなかったんですかね。経緯は良くわかりません。このエルゴパワーとDura STIを比較すると握りやすさが違いすぎて快適さがぜんぜん違います。特に指をしっかりと回してハンドルを掴み、ダンシングしているときなど本当に握りやすくて楽しいです。

次にシフトフィーリングです。変速性能、特にフロントの入りやすさはシマノの方が上だと思います。リアは特別違いを感じません。フロントも2011モデルからX.P.S.S.をカンパが導入しているので改善しているかもしれませんね。ただ、ほぼ完璧な変速性能に近づいているシマノにはおそらく敵わないと思います。しかし、変速速度ではなく、変速レバーの押し心地がとても官能的なのです。緩衝材のプチプチや、すごくデザインの良いエレベーターのボタンなど、見ただけで押したくなるボタンとかってありますよね。ああいう感じがエルゴパワーのシフトレバーにはあり、平坦巡航で暇な時にシフトしたくなる楽しさがあります。特にUltra-Shiftによる上げ3段、下げ5段があるのでこれが最高に気持ちが良い。カンパでは基本推奨されていないアウター+ロー(最大のたすき掛け)状態で信号を待ちをして、加速スタートするときに、下げ5段は楽しくて仕方がありません。これはシマノにはない感動です。

図らずも、ちょうどDura-AceとSuper Recordの2台揃っているため比較できて楽しいです。シマノは日本製品だけあって、極めて堅実です。しっかりと堅く、信頼性があり、シフトも(特にフロント)速く、確実です。ブレーキもしっかりと効き、コストパフォーマンスも優れていると思います。日本人らしいまじめさが随所に現れている製品だと思います。全く持ってすばらしい製品だと思います。カンパは、なんでしょうね・・。人間的な”ふまじめさ”がある製品という感じでしょうか。文章では表現できず乗ってみて分かる事だと思いますし、それが一部だととしても、”自分はカンパの魅力を知ってしまった感”という、なんともくだらないですが優越感があります(笑)。おそらく100キロ程度走っただけでは、その官能美がわからないと思います。またカンパだけ乗っていてもわからないのかもしれません。そういう意味では絶対的な機能美というより、シマノと比べての比較なのかもしれませんが、少なくとも個人的にはカンパ好きというベタな展開になってきました。

中学・高校時代はMTBをハマりまくっていました。当時はカンパもMTBにグループセットを供給しており、自転車雑誌をみては、なんか美しいな(けど高い)という印象でした。カンパはMTBから撤退し、まさか15年後にロードバイクにハマりカンパを使えることになるとは思ってもいませんでした。今後カンパがどの方向に進むのか、これだけ変化のめまぐるしい世の中ですから予想が付きませんが、現時点でカンパの魅力を感じられたのは良かったと思っています。Canyonの超軽量で高性能なフレームも含め、とても快適なロードバイクです。2011年も楽しんで乗っていこうと思っています。

FSA SL-K Light BB30クランクからDura-Ace FC-7900クランクへ交換

もうタイトルから殆どの人に役に立たない内容です。スルーしてください。

敢えて書く必要もない内容ではありますが、同じような交換をする方がいるかもしれないので、一応まとめておきます。
(素人作業の備忘録なので、実際の作業は別途公式情報などを参考の上、自己責任で。誤った内容である可能性も十分にあります。)

BB30規格に関しては、もう散々いろいろな箇所で扱われている(叩かれている)ので、詳しい説明は省略いたします。
BB30 Standard公式規格サイトなども参照してください。

要する最近はやりのBB30規格フレームにシマノのクランクをシマノ公式では付けられないのがやや問題(というか面倒)になっているのでこのブログで少し紹介します。

<変更前>
・BB30対応フレーム (LITESPEED Archon C2)
・BB30ベアリング(圧入):Vision Ceramic *(LITESPEEDのスペックシートを参照した。VisionはFSAの子ブランド(?)らしく、そのセラミックベアリングということだろうか・・。詳細は不明)
・BB30用クランク+チェーンリングセット:FSA SL-K Light BB30 (53-39T : ノーマル・ダブル, 175mm)

<変更後>
・BB30対応フレーム (LITESPEED Archon C2)*変化なし
・BB30ベアリング(圧入):Vision Ceramic*変化なし(利用する)
・BB30ベアリングに挟むシマノ用シム:Wheels Manufacturing Inc. BB30 to 24mm Crank Spindle Shims @ Wiggleで購入。
・シマノクランクDura-Ace FC-7900 (53-39T, 175mm):HOLLOWTECH II対応。

BB30フレームは、フレームメーカーにとっては、Qファクター云々というより、タップを立てなくて良いなどのメリット(?)があるようですが、そのフレームにShimanoの24mm系のHT2クランクを付けるのがやや面倒です。付けるためのアプローチは、

1)BB30に圧入+ロックタイトで埋め込むシェル(アダプター)を使う(BB30の規格側ではこれを推奨しているのかな・・。)。シェルの中にはいつものタップが立ててあるので、HT2対応のBBを普通に使えばよろし。メリット:がっちり嵌るのでおそらくBB回りの剛性・強度は高いのではないか。デメリット:シェルが重たい。一度入れたら不可能ではないが抜くのが困難。とはいえ、はたして抜くことなんてあるのか?BB30フレームなんて殆どフルカーボンだから使って数年ですよね。抜いてコンポ総入れ替えとかそんなにするのかな?と考えれば、やはりこのシェル(アダプター)を埋め込んで普通のBBを使うのはアリだと思っています。メンテも楽になるし。
*構成:BB30フレーム+シェル+HT2用BB+HT2クランクセット


BMC SLR01 (2011)に付属してきたBB30に圧入する標準BBシェル。51g。使っていませんが、一応重さを量ってみました。これをいれちゃいえば、標準BBなのでお気楽です。しかし圧入にはコツがいるようですので、お店に任せるのが得策かなと。

2)BB30のフレームに着脱可能で、HT2対応のBB(と言って良いのか・・)を入れる。例えば、KCNC BB30 RD Shimanoなど。メリット:1)の様に圧入+ロックタイトの様な作業ではないので、将来取り外しやすい。デメリット:ブログを見る限り一番外側の赤いプラの部品が割れるなり、耐久性が悪いなり書かれている。真相はしらん。あと、私の様に既にBB30クランクが付いている場合は、圧入されているBB30ベアリングを外さなければいけないので、フレームに少なからずダメージはある。
*構成:BB30フレーム+KCNCの上記製品+HT2クランクセット(* HT2用BBは不要)

3)BB30のベアリングを使い、その上(その中と表現すべきか)にハマるシムを入れる。例えば、Wheels Manufacturing Inc. BB30 to 24mm Crank Spindle Shimsなど。メリット:安い。取り付けが楽。デメリット:BB30ベアリングの性能にクランクの回転性能が依存する。BB30ベアリング+シムの重さをどう見るか
*構成:BB30フレーム+BB30ベアリング(圧入)+シム+HT2クランクセット

4)将来的にシマノがBB30対応HT2対応BBを発売すれば公式に対応となる。まぁ、これは2)の製品と同等機能ですが、シマノはプレスフィットBB86に以降しつつあるのと、現状BB30は衰退していますから発売はないでしょう。

今回は3)を採用しました。理由として、取り付けが簡単というのもありますがブログをいろいろ見ると、BB30採用車が、数千キロを走るとBBまわりからカラカラ音がしてくる事例があるそうです。これは圧入されているBB30ベアリングがずれたり、ガタが来たりして起こっているようです。このあたりの現象を見てもBB30のダメっぷりが叩かれているようです。私のバイクはまだ出ていないので、とりあえず3)の上にハメるだけのシムで使っておいて、これからガタガタ来たら、BB30ベアリングを外すことになると思うので、そのタイミングで2)に移行または、将来なので4)があるかもしれない。こんな考えから3)を選びました。圧入されているベアリングをはずすのはフレームにダメージが掛かるのでその作業は最小限にしたいというのもあります。

さて作業開始。

まず、FSA SL-K Light BB30のクランク構成を参照します。
http://road.fullspeedahead.com/downloadfly.aspx?download=downloads/FSA_BB30Install.pdf

フレームを傷つけたくない場合はチェーンを切った方が良いですね。私は、フロント:インナー、リア:トップに入れて、つないだまま行いました。チェーンステーだけはプチプチ養生。


左側のクランクを外します。上記PDFのFig.1の8番BB30 Crank Boltを10mmアーレンキーで外します。普通に反時計回りでゆるむ。
ここでFig.1の10番が蓋になっていますが、それは気にせず(専用工具もいるし)、どんどんゆるめれば左クランクが外れます。
詳細を述べますと、8番のBoltを反時計回しに回すと、Boltの頭が10番の蓋にひっかかり、そのまま回しを続けて、クランクを押し出してくれる仕組みです。

左のクランクが外れると、右クランクと一体化した軸の顔が見えていると思うので、手でパンパン叩いて右クランクを抜いちゃいます。


クランクを外して、BB30ベアリングが見えているところ。このベアリングはフレームにがっつり圧入されています。今はガタガタしていません。
クリーニングとグリスアップ。


これがWheels Manufactureing BB30-SHIMです。単純です。BB30ベアリングの内側の径にはめるだけです。穴は、24mm径でHT2クランクがそのまま通ります。


右側をはめたところ。はめるだけ。クリアランスも良い感じでしっかりとはまりました。


左側も。実際にはSL-Kクランクを抜いたら薄い黒いワッシャーみたいなのがベアリングの上に乗っていたのですが、それは取ってしまいました。良かったのかな。とにかくBB30ベアリングの上にはめただけです。


あとは、普通にDuraの右クランクを差し込みます。軸根本のグリスアップなどは各人の流儀に従って。
*私のようにチェーンを切っていないで作業している人は、チェーンの輪の中にクランク軸を通すのを忘れずに(あたりまえ)


左クランクを付けます。基本ですが、トルクレンチを使い12~14Nmのトルクで均等にかけてゆきます。
*追記:おっと。他の方のブログを見て、間違いを発見。上記の写真は間違いです。12~14トルクで回す前にキャップを先に取り付ける必要があります。
軸の奥まで刺さっていることを再現するためですね。参考:http://cycle.shimano.co.jp/media/techdocs/content/cycle/SI/Dura-Ace/SI_1KY0A_002/SI-1KY0A-002-JP_v1_m56577569830651807.PDF
というわけで、写真は間違っていますので、気をつけてください。


というわけで無事つきました。今回は、フロントディレーラーの調整は必要ありませんでした。
(コンパクト化などをされる方は調整は必要になるかと思います。)

こんな感じで無事BB30フレームにDuraAceのクランクが付きました。

さて、質量変化ですが、


FSA SL-K Light BB30 (175mm 53-39T) : 618g
Shimano Dura-Ace FC-7900 (175mm 53-39T): 675g + Wheel Manufacturing シム: 30g =合計705g
(共にBB30ベアリングは使っているので測っていない。まぁ圧入されているから測れないんだけど)

よって87g増量です。まぁ、これは想定されていた事ですがシマノのクランクが重いので仕方がありませんね。SL-Kのクランクの軽量化っぷりは優秀です。

さて、書いていて、こんな内容公開しても仕方がないなと思いましたが、書いちゃったのでそのまま公開します。何かの参考になれば。

2010/12/19追記:先日BeOne組み上げでお世話になった方も同様の作業をされています。ご参考ください。:イザルコをコンパクト化 FC7950|Field of Dreams Ⅱ