Garmin Edge800 + UUD V4マップにアップグレード+メモリカード速度(Class)違いによる表示比較

2012/06/30追記:OSMのフリーの(オープンの)マップに移行しました。十二分に素晴らしいので。というわけで、以下のUUDのマップは私は使わなくなりました。

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ツーリングで山や峠に行っても道を間違えないのは、Garmin Edge800 + ルートラボのおかげです。
私が使っているのはEdge800の英語版の輸入盤であり、日本の地図が入っていません。800J(日本語版)にはさぞかし素敵なマップがインストールされていると予想されますが、私のは英語版なのでマップデータを別途購入しなければなりません。私は今までUUD社のマップデータ(Ver3.0)使っていましたが、この度Ver4.0のマップが公開されました。 とりあえずインストールしてみたので、いろいろと比較してみました。マップの比較および、MicroSDカードの読み込み速度(いわゆるスピードクラス(CLASS))の違いで、マップ表示に違いがあるかも簡単に検証しました。

参考:本ブログ:”GARMIN Edge800を導入
Garminの公式サイト:https://buy.garmin.com/shop/shop.do?pID=69043
UUD社公式サイト:http://uud.info/ja/map/

V3のマップデータが1.8GB程度に対して、V4は2.0GB強ありまして、2GBのメモリーカードでは”入りません”

◆UUDマップV3, V4の比較(Edge800によるスクリーンショット)
左がV3、右がV4

 
東京駅周辺

 
上田駅周辺

 
乗鞍

 
富士山5合目

 
渋峠

・V4になって何となくカラフルになった。
・コンビニの位置などが新しくなっただけではなく、お店情報が増えた(気がする)
・一方でコンビニの検索などは、スマホが使えるエリアはGoogle Mapが使えるわけで、細かい情報が必要じゃない方、つまり大通りの道だけ分かれば良いという人でしたら無理してV3 -> V4にアップグレードは必要ないかもしれません。

◆Map Source上での比較

Garmin Map Sourceでの比較です。左がV3, 右がV4。
クリックすると拡大するので比較してください。

どうでしょうか?200MB分データは増えていますが、アップグレードが必要かは人に寄りますね。

◆MicroSDカードのスピードクラスによってマップ表示速度の比較テスト

V4では、先述の通り2GBのMicroSDカードでは入らないので、新規メモリを購入する必要がありました。その際にスピードクラスが違うものに同マップをいれてスクロール表示速度が変わるのか比較してみました。

カード1)東芝MicroSDHC UHS-I Class10 8GB Premiugateシリーズ:http://www.toshiba.co.jp/p-media/microsd/uhs_spec_j.htm

Class 10 : 読み込み23MB/s, 書き込み 20MB/s
UHS-Iだと:読み込み40MB/s, 書き込み 20MB/s : *ただしEdge800はUHS-Iは非対応だと思われる。

HD Benchによるテスト

カード2)東芝MicroSD Class4 4GB : http://www.toshiba.co.jp/p-media/microsd/spec_j.htm

Class 4 : 読み込み4MB/s以上, 書き込み 4MB/s以上

HDBENCHで比較すると、まさに雲泥の差。さすがClass 10爆速でございます。ちなみにこれは、USB2のメモリカードリーダーでのベンチマークですので、Edge800とは関係なく、あくまでカードのスペック比較です。
* 補足。良くみるとClass4の場合、10MBの設定になっていますね・・。同等条件比較になっていませんでした(笑

◆表示比較

比較方法は雑なテストですが、表示レンジ200mにして、東京駅を中心にし1秒ごと、画面の左から右端に擦ってスクロールさせるというアナログな比較。

Clalss 10のカード

Class 4のカード

というわけで、大して変わりませんでした(笑)メモリカードは速くてもEdge800の処理速度が遅くて表示の頭打ちになっているようですね。この動画を見てそれでもClass 10の方が速いように感じた方は是非速いメモリカードを(笑)
留意)一方でEdge800内部では近傍マップを先読みしている可能性があり、表示部だけでの比較テストでは差が現れないかもしれません。その為、たとえばズームのイン・アウトなどでは差がある可能性はあります。体感ではそれも差がありませんでしたが・・。

Edge800は概ね満足していますが、やはりバッテリーが10時間程度しか持たないのが致命的ですね。ロングツーリング(+私の様に遅いライダー)だと結構厳しい容量だと思います。エネループのモバイルブースターを一緒に持って行かなければならず不便を感じています。Edge705は中国の業者が大容量電池パックみたいなものを発売していたので、Edge800にも出てくれば良いのですが・・・。ブルベの人達は10時間では話しにならないでしょうね・・。

富士山周遊+登り=失敗!→三島~御殿場~箱根~小田原~横浜~日本橋:ツーリング

さて、今日は天気予報も晴れだったので、


ルートラボ:http://yj.pn/jLLOPL

東京駅から東海道新幹線で三島駅に行き、上図のコースの様に富士山周遊+スバルラインを上る計画で出発しました。


三島駅。そういえば、東海道新幹線の輪行は去年の鈴鹿エンデューロ以来です。車両構成が空で言える長野新幹線とは違いポジショニングでドキドキ。


(iPhone4撮影)あれれ、行き止まり。なにやら台風15号で、閉鎖しているとのこと。場所、道の駅すばしりから山中湖へ抜ける国道138号(箱根裏街道)。
話を聞くと今日から10日間は通行できないとのこと。お隣に平行して走っている東富士五湖道路は通過できますが、この道はチャリが通過できません。
こまりました。これでは目的の富士スバルラインにたどり着けません。しかも雨降っているじゃん!天気予報は晴れだったはずで、この時点で調べても曇りで降水確率0%。

追記:情弱で知らなかったのですが、ここからあざみラインに登れるのですね。この峠が閉鎖だったので同じくNGだった可能性がありますが、ちゃんと知っていればあざみラインの登っておけば良かったです。


東京アメッシュを見ても、御殿場付近・すばしり辺りは降っていません。
下のスライダーバーで再生してみて分かりました。東京アメッシュのレーダーは、この御殿場付近を取得できていません。
レーダー包囲網の隙間であることが現地でわかりました。


Garminを見ると三島を出てまだ33km。ここで三島に引き返しても良かったのですがここから東京まで120kmでなかなかちょうど良い距離だったので自走で帰ることにしました。
まずは、138号を通って箱根を登ります。


結果的に走ったコース。

距離157kmでした。
獲得標高1572m・・・・・(残念・・・)

御殿場から登る箱根は、まったく峠とは呼べず・・・。天下の険ではありませんでした。


箱根はほんの少し紅葉がはじまっていたような。


今日は前半からフレームのどこからからキリキリ音が・・・。帰宅後チェックが必要です。
(ユーザーさんには申し訳ないですが)DuraAceのブレーキでしたので下りが辛すぎて、指が痛くて攣りそうでした。
ここまでブレーキ性能に差があると、シマノは変速性能が良いからというのがプラスマイナスで0になってしまいます(笑

*あれれ??よく見てみると前タイヤのクイックが反対だ(笑)つまり逆回しに使っていたのかな・・・。輪行組立時に勘違いしたのかも・・・。

箱根を越えてからは、小田原から国道1号にそって淡々とすすみます。
あ、途中で、エンゾ早川氏を見かけました(笑)声はかけなかったけど。


日本橋到着。

iPhone4 + Instagram2でもお遊び撮影+フィルタ。


instagramは、運営会社がベンチャーで素敵な社風の様ですね。私はエフェクト(フィルタ)を滅多に使いませんが、今回は特別に。

富士山はまた機会があれば挑戦してみたいと思います。

日本橋~横浜・みなとみらい~横須賀~三浦半島~城ヶ島~鎌倉~江ノ島~日本橋:ツーリング

今日はどうにも山・峠の県たちの天気がイマイチだったので、家から回れるツーリングにしました。

日本橋→国道15号→横浜・みなとみらい→横須賀→浦賀→三浦半島の海沿い→城ヶ島→葉山→鎌倉→江ノ島→国道1号→日本橋

距離:178km


画像・写真はクリックすると拡大。

あまりにベタなコースではありますな。横浜方面にお住まいの方は、普段のトレーニングコースになるのでしょうか?


赤煉瓦倉庫。もうここに何度来たことか。


今日はチューブラータイヤで出かけました。ツールボックスにタイヤは入れておらず、バックパックには輪行バッグを。
つまりパンクしたら輪行して帰ってこようかと。最近、パンクしていないので、いつパンクするやらヒヤヒヤ。
ちょいとサドルが前上がりになってきていたので、帰宅後修正しました。写真でみても上がっていますね。


RAW現像で、周辺減光処理で遊んでみたの巻。くだらんですが。(ぶっちゃけいうと前輪の前におしぼりのビニールらしきものが写っていたからなんですけどね。撮影時気が付かなかった)
それにしてもTREKの2012モデルはかっこいいですね。(参考:TREK WORLD 2012 JAPAN特集 from The Bike Journal)スパルタクスカラーなんぞ最強ですな。2012モデルだったら迷わず選んでいた気がします。私は結局セレクトカラーにしましたが、色選びで相当悩んだ気がします。黒ベースに白・赤のホイールにあわせてフレームカラーを選択しました。黒・白・赤はTrekのコーポレートカラーだそうです。

TREKといえば素敵な動画の紹介。Great Athletes


城ヶ島にある城ヶ島公園より太平洋を望む。風が超強くて立てかけたチャリンコが風で倒れそうでした。


同じく城ヶ島公園の展望台より。ここは人も少ないですし超素敵な場所ですね。後からいった江ノ島なんかよりよっぽど素敵でした。


はい。江ノ島到着です。江ノ島も初めてでしたが、どこに行って良いのかわからず。江ノ島といったらココ!というのがよくわかりませんでした。
風が相変わらず強かったですが、気持ち良かったです。

ここから国道1号に乗って日本橋に帰ります。日本橋に住んでいると道路標識の”東京”は日本橋の事ですので、非常に便利です。どこにいても”東京”を目指せばゴール。


はい。日本橋ゴール。

結局雨が降ることもなく超天気の良い日でした。ディープリムでの海岸線はやや押される感がありますが、もう随分乗っているので慣れっこですね。
ディープリムの空力特性は、風洞実験などでさんざん追求されていると思いますが、やはりあれは、理想的な条件下であって、あらゆる環境を考えると一般ライダーには効果皆無ですな(笑
風もあらゆる方向から吹いてくるし、そもそも乱流発生しまくりのペダリング、で思いっきりライダーのボディ空気抵抗。つまり爆発的な効果は期待出来ませんから、ディープを買うのであれば、空力性能に過大な期待をするよりは、ハブの性能が良くて見た目が気に入った軽いディープリムを買えばいいと思います。私見ですが。

さてGarmin800のバッテリーはやはり問題です。朝6時に出て、ダラダラ走って午後3時に戻ってきましたが(遅いけど)、これでバッテリローの警告が。充電開始してみると残量13%。つまり9時間程度しか持たないんですよね。やはりもう少しロングになってくるとエネループのモバイルブースターは必須ですね。

今回の距離はアイアンマンのバイクパートと一緒ですよね。平坦コースでしたから、確かにそれほど疲れは溜まっていませんが、この前にスイムがあって、その後にラン(42.195km)があると考えると変態レースですなぁ。世の中にはすごい人がいるものです。

あとやはり平坦+信号でストップ&ゴーのツーリングは退屈ですね。城ヶ島が綺麗だから良かったものの、やはり峠を登る方が圧倒的に楽しいようです。今回は大通りを通るのでマスク(普通に風邪用の)をして走りましたが、家についたら黒くてびっくり!!やはり田舎の山の空気が綺麗で、信号もない峠をじわじわ登るのが自分にあっている気がします。

 

安中榛名駅~須賀尾峠~長野原~草津温泉~渋峠~志賀高原~中野市~長野駅:ツーリング

さて、仕事やら天候不順なりでこの3週間峠に行けていませんでしたが、今週末は天気も良く行ってこられました。日帰りです。

輪行:東京駅→安中榛名駅:長野新幹線

ツーリング:安中榛名駅~須賀尾峠~長野原~六合~草津温泉~渋峠~日本国道最高地点~志賀高原~中野市~小布施~長野駅

輪行:長野駅→東京

距離:140km
獲得標高:2987m
ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=b2aa3fde21fc33691d8f72c2a9fba36c
(* 一部実際に走ったコースとは違います=一部新しい道が出来ていたため。平行して走るだけなので大方は変更なし)


・19km位の小さな峠は走っていてもどこだかわからず。
・35kmの峠が、須賀尾峠
・80kmのピークが、渋峠(国道最高標高)


関東を含む地図。この辺を走ってきました。


安中榛名駅出発。もうこの駅も慣れました。


安中榛名スタートの時は、横川に下って、碓氷峠を登っていましたが、今回は駅の北側に抜けて長野原に向かいます。
相変わらずのどかな場所で車も通りません。こちらのツーリングに慣れてしまうと都内の交通戦争+ストップ&ゴー連発は苦痛でしかありません。


片淵町三ノ倉周辺の橋より。鳥川というらしいです。


長野原までは細かい起伏が続きます。


のどかです。のどかすぎます。


ちょっとした峠の須賀尾峠の頂上が長野原との境です。


さて、六合(くに)から草津温泉に向けて上がっていきます。たぶん写真の奥に写っているところです(よね?)
ああやって登っていく先が天気が良くて見えるとモチベーションあがりますね。


で、草津温泉の湯畑到着。前来たときは坂が厳しかった記憶がありますが、今回は気楽に登れました。


さて、温泉には入れないので、足湯だけ入ってきました。今回は妙にお湯が熱かったのですが、気持ち良かったです。


本家ちちやの温泉まんじゅう。お茶だしてもらえるのでありがたいですね。二個で160円。甘いのは苦手ですが峠前には必要です。


さて、30分ほど休んで、いよいよ白根山、志賀高原の方に向かいます。渋峠ですね。国道292を登ってゆきます。草津の標高が1200mくらいですから1000m位登ります。


登っていきますと、白根火山ロープウェイの駅がありました。このロープウェイが直線的に登っていくのに沿って、国道はくねくね登ってゆきます。


こんな感じの道。綺麗でした。右側はさきほどのロープウエイ。
傾斜は、平均で6%くらいかな。傾斜はそれほどきつくないのですが、今週は平日の疲れが溜まっていたのか(?)結構疲れました(+_+;


バイクツーリングがとても多かったです。天気は超良かったです。


奥の方に見える町が草津温泉です。(クリックすると拡大)


峠の頂上の少し前に白根山に登る(足でチャリは無理)、駐車場+レストラン+トイレなどの場所があります(草津白根レストハウス)
地図でいうと、この辺→http://g.co/maps/v379v


この辺になると霧が掛かってきました。(晴れているんですけどね)


こんなかんじでレストハウスから皆さん登っています。MTBがあれば、登って行けそうですね(やってよいか分かりませんが)


渋峠の頂上です。日本国道最高地点。標高2,172m。詳しくは→渋峠@wikipedia


今日もがんばってくれました(こんな貧脚のノロノロ登頂では、もっと踏んで!と叫んでいそうですが・・・)
多くのローディーが登っていましたが、その中でもかなり反則バイクですので、そういう意味ではちゃんと踏んでいかないといけません。


下り開始。相変わらずRIPウェイラントの事もあり、まったり下り。クリックすると拡大。


のどかです。

というわけで、有名な渋峠をやっと行ってくることができました。
軽井沢から登っても良いですし、逆に長野・須坂・中野あたりから登っても良いですし、すごく良い峠だと思います。風景も綺麗ですし。オススメです。