葛西臨海公園でパンク!萎えました。

さて、Madoneのシェイクダウン二日目。今日も足に無理を掛けないように、葛西臨海公園→若洲→お台場のいつもの40kmコースと思い出発しました。

すると葛西臨海公園に到着直前のある何ともないカーブでリアタイヤが横滑り。あれ?と疑問を思い200m先のベンチで停止して休憩。
水分をとって出発しようとすると、ん??後ろタイヤの空気が抜けてる!しかも思いっきりゼロ。先ほどの横滑りはこれか・・と思いました。

使用していたタイヤは、Vittoria CORSA EVO CX II (320tpi)チューブラータイヤです。NoTubesを30cc入れてあり、一応パンク防止に少しは役に立つのではと期待していました。

ピンチなのは所詮40kmのショートライドということで替えのチューブラータイヤを持っていなかったことです。外でチューブラーのパンクは初めてなので少し血の気が引きました・・家から約11km。こりゃ引いて帰るのかと。
とりあえずタイヤをチェック。しかし明確な穴が見つかりません。もともとこのタイヤは常にスローパンクしているようなタイヤで、1日経つと1~2bar空気が抜けるタイヤで、週末入れて、平日乗らずに、次の週末には全て空気が抜けきっているタイヤです(笑)。私のタイヤ個体差ではなく、CORSA EVO CXIIがそうらしいです。

まずハンドポンプで気合いを入れてがんばりました。NoTubesも入っているし、ハンドポンプで入れながら何とか家に帰ろうかと思いましたが、100mも走ればクニャっと・・。というわけで走行不能です。Bora Ultra Twoをリムで走る勇気はさすがにないので、走行は諦めました。

とりあえず困りながらも葛西臨海公園駅まで引いて行き、タクシーの運ちゃんに相談したところ、タイヤを外せば乗せてくれるとのこと。助かりました。2つのタイヤを自分と一緒の後部座席に。フレームをトランクに入れて、トランクの蓋を中途半端に閉めて(バンドで締めて)運んでもらいました。本当に助かりました。タクシーの運ちゃんによると”葛西のタクシーの運転手ならみんな乗っけて上げるよ。他の地域のタクシーは知らないけど”と言ってくれました(笑)

さて家に帰ってタイヤのチェック・・・。空気を入れてみるとものすごく小さな穴から空気が明確に漏れています・・・。なんかこの位の小ささだとNoTubesでふさがらないの?と突っ込みたくなくレベル。やっぱりあまり過信してはいけませんね。

しかしここは反省点も多いです。昨日のシェイクダウン時に8.5barを入れて走ってきました。そして今日出発前に後ろタイヤだけ3bar位になっていました。毎日1~2bar落ちるタイヤとはいえ、確かにあの時にあれれ?減りすぎているなと思いました。ちゃんと兆候はあったのです。それでたった10km位の走行ではありますが、その穴を広げちゃったのかもしれません。走行距離も1500km程度でまだ新しいタイヤですし、ショートライドということで甘く見ていました。今後は、もっとまともに入るハンドポンプ(笑)と、替えチューブラーを持ち歩くように心がけます。

2011/03/31追記:Continental Competitionチューブラーに交換しました。このタイヤは、性能は抜群のようですが、ハメにくさで皆さん苦労されているようです。私は、HUQ’s Blogさんの”チューブラータイヤの填め方”が最高に参考になりました。リムへのタイヤ乗せは、この記事を参考に2~3分で上がりました。CORSA EVO CX IIとは全然違うタイヤですね。楽しみです。

TREK Madone 6 SSLフレームセット

2011/05/30: 追加:関連記事を投稿しました。TREK Madone 6 Series SSL フレームセット重量

********* 本文は以下より *********

LITESPEED Archon C2からフレームを交換することになりました。LITESPEEDはBB回りに問題があり補修・補強修理中(カーボン専用業者)です。
BB30 -> 標準BBにシェルをロックタイト+圧入埋め込みで補修も含め問題なさそうなので、外されていて保管されていたDuraAceを付けて、知人にかなり良い条件でドナドナして行きます。

新フレームセットは、TREK Madone 6 Series SSL (Frameset)にしました。正直言って、このフレームの決定は速攻で決まり、むしろ他の候補を選ばない理由を、いろいろ考えた次第です。

まずMadone 6 SSLを選んだ一番の理由は、アンディ・シュレックフランク・シュレックファビアン・カンチェラーラなどが所属するチームLEOPARD TREKの影響です(ミーハー)。LEOPARD TREKは、ルクセンブルグのプロ・サイクリングチームですが、ご存じない方向けに解説すると、非常に優秀な選手が揃っておりチーム総合力でトップクラスを備えるチームです。まぁ、言ってみれば今年のツール・ド・フランスで、落車なり何かトラブルが多発しない限り、最終日に一番先頭で走っているはずのチームだと思っています。
今回フレームを選ぶ時にせっかくならその年に一番速くツール・ド・フランスを駆け抜けるフレームに乗ってみたい!というどうしようもない単純な理由でした。


Driven: Episode 1. LEOPARD TREK, Fast Faster Fastest (是非Youtubeに飛んでHDで!)

さて、Madone6とMadone SSLの違いですが、SSLの方はOCLV HexSLという新しいカーボン素材を使い、塗装も新しいものを使っているとのこと(カタログによると)。フレーム+塗装の変化で100g減になっているようです。HexSLは航空宇宙で使われている素材ということで、我々宇宙工学の世界では有名な・・と言いたいところですが、HexSLという名前だけでは聞いたことないんですよね。どちらにしても、旧来のOCLV2で使っているカーボンに比べ、振動吸収性、強度に優れているとのことです。ちょっとURLを失ってしまったのですが、海外のインタビューサイトでは、SSLにより素材を変えて強度・剛性を上げたわけではなく、Madone6と同じ剛性・強度を選るのに素材を少なくすることができたので軽量化につながったと書いてありました。なるほど、FEM解析をしていれば、Trekにおける各部に必要剛性・強度は数値で出ているわけであり、その数値を満たす最低限のカーボン素材量で良いってわけです(サイトを見つけたらまた掲載します。英語サイトでした)。他にもフォークの先っぽ(ステムでクランプするところ)までSSLはカーボン化するなど細部まで追求しているようです。

さて、他社で一瞬候補に挙がったのは以下の4フレーム。
BMC impec:とてもかっこいいのですが、高価なのとフレームセット購入ができない様なので却下しました。最近のクラシックレースを見ているとBMCチームはジャージも含めかっこいいですね。
S-Works Tarmac SL3:やはり去年のツール・ド・フランスを獲ったフレームは一瞬考えました。去年個人総合の1位のコンタドールと、2位のアンディ・シュレックが乗っていたわけですから性能的に見ればトップであることは間違いなしです。しかしMadoneに比べて(個人的なイメージで)レーシー過ぎて私のような趣味ライダーで乗るのはないかなと・・・。あとデザインが個人的にあまり好きではありません。また拝読させてもらっているタマルパ山通信さんなどのTarmacとMadoneの比較なども参考にさせていただき、Madoneにしました。
S-Works VENGE:VENGEは春のクラシックレースに向けていきなり投入されましたよね。先日のミラノ・サンレモでデビュー日に優勝したバイクです。つまり、私がフレームを選んでいた2月上~中旬ではまだ情報が少なく予想できませんでした。マクラーレン(McLaren)と共同開発で空力を計算したらしく、魅力的なフレームではありますね。ただ、VENGEの情報があったとしてもMadoneにしたのかなと思います。今年のツール・ド・フランスでVENGEに負けて欲しくないです(笑)
・Time RXRS Ulteam:やはり候補にあがりました。RXRSのBlack Labelにカンパのグループセット+Boraをつけると私が知る限り最もかっこいい自転車(参考:Test Ride & ♪@fuk@サイクリング日和)だと思うのですが、皆さんのインプレを見ると、ちょっとTimeを選ぶのは躊躇しました。あと、全く問題はないのでしょうが、個人的にBB30は勘弁って感じです。
Canyon Aeroad CF:さすがに2台ともCanyonはないかなと。逆に超お気に入りのCanyon Ultimate CF SLXとMadoneとの差を感じてみたかったというのがかなり大きな理由です。これ以上に素晴らしいチャリンコというのが存在するのか?という興味です。私がカンパ好きなのも、シマノDuraAceとの比較で個人的に差を感じて好きになったものですし。私は素人なので絶対的なインプレはできません。表現も難しいですし。しかし個人的な体感・体験としての比較はわかります。そういう意味で、Ultimate CF SLXとMadoneは今後どう差を感じるのか楽しみなところです。

色選びは相当に困難を極めました。Project Oneのシグネチャーカラー(Signature Color)で好きな色にカスタマイズするのも、それこそ何十種類も試して、あーでもない、こーでもないとしていましたが、最後は回り回って、セレクトカラー(Select Color)のWhite/Onyxになりました(笑)。ProjectOneで色を選びスクリーンキャプチャした画像にPhotoshopでBoraを画像合成して配色を確認するなどかなり悩みました。結果的にはちょうど1ヶ月で納品されたので、納期も速く(Signature Colorだと2~3ヶ月前後)良かったのかなと。実際に生で見ると塗装も相当に美しく、細かい曲線などのフレーム形状も綺麗でびっくり致しました。
ちなみに、LEOPARD TREKチームカラーを選ばなかったのは、単純です。チェーンステーにチームコンポスポンサーのSHIMANOの文字が・・・。Campagnoloユーザーの私はその文字は許せません(笑)というわけで、迷わず却下です。フレーム選択は上述の通りLEOPART TREKの影響ではありますが、さすがにチームカラーまで選ぶ勇気はありません。
またMadoneといえば、先日2回目の引退をされたランス・アームストロングさんの影響もありました(ニール・アームストロングじゃないですよ)。Madoneという名前は、アームストロングさんがよくトレーニングしていたという南仏にある”COL de la MADONE”という山の名前からとったそうです。そのアームストロングさんが所属していたTeam Radioshackも同じフレームを使っているのも1つの選択理由でした。

今回は、六本木ヒルズにあるトレックストア六本木で購入しました。店員さん皆さん大変丁寧に接してくれて、非常に親身に相談にのってもらいました。色選びに何度も待ってをかけたり(笑)、かなりいろいろな点でお世話になりました。Madone6はBB90というTrek独自のBBですが、ここにカンパのウルトラトルククランクを付けるのに、シール加工(行程)が必要です。BB30などいろいろBB回りには悩まされて経験してきましたが、BB90は扱ったことがなく、フレーム納品時にBB回り処理だけはストアにお任せしました。よってクランクだけ先にストアに渡しておいて付けてもらった上でフレームを電車で持ち帰ってきました。家に付いて、早速組み上げる前に記念撮影。

もううざいほど写真を載せておきます(クリックすると拡大)。Madoneの色選びで苦労したのは、Madoneの写真がネットで少なかった為です(ユーザーの多さに比べて)。真横からの写真ばかりで、色や塗装、表面状態、色々な方向の写真が少なく困りました。正直言ってCanyonの表面・塗装・下地状態とは比較にならないクオリティの高さです(アメリカのハンドメイドフレームです)。このあたりも含め今後Madoneを考えている人の参考になればと思い公開しました。

ここで1つ。フレームがどの国で製造されているから~~~なんとかだとかいうのをブログや2chなどで良く見かけますが、私は製造国は全く気にしていません。要するにそこの国で作っている人が、ちゃんと給料をもらってモチベーションを持って、フレーム製造という仕事にこだわりをもって作っているかに尽きると思います。今回のMadoneは米国手作りということですが、同じフレームの色違いの製作過程の動画がありました。


Building the Team RadioShack Trek Madone


今回のフレームサイズは56cmで(もちろんジオメトリの違いもありますが)、Canyon/Litespeedの58cmクラスから少し小さくしました。いつもこの2サイズの中間に股下が位置していて悩ましかったのですが。まぁ小さい方がフレームも軽くなって良いかなと。ジオメトリは、H2です。


とりつけてもらったクランクセット。


黒は、拡大してみるとわかりますが少しラメっていまして、大変綺麗な塗装です。


SSLはフォークのSteerer部が非SSLとは異なり、ステムの種類を選ぶ様です。Ritcheyステムなどにしようかと考えていましたが、
この辺は安全を考えて、Bontrager Race XXX Light HCM Carbon Stemにしました。要するにSteerer部を線や点接点ではなく、面で抑えるような形状のステムなら問題なしとのことです。


Duotrapというフレームに埋め込むケイデンス・ホイールの回転数センサが付けられます。
ANT+に対応しているので、Gamin Edge800で取得できます。Garminのケイデンスセンサはフレームの上についてよく曲がったりしていたのでこれは素晴らしいです。


私としてははじめてのワイヤーが中を通るフレームです。Nokonのワイヤーを使いましたが、結構苦労しました(汗)


サドルは、フレームカラーにあわせて敢えて旧モデルのBontrager inForm RXL Saddle。サイズは骨盤を計測してサイズSを選択。


フレーム製造日と、私の注文番号などが貼ってあります。私が注文を入れたのは2/22。フレームの製造は2月上旬になっていました。
セレクトカラーなので前もって製造開始していたのを、私の注文を受けて割り当てられたのでしょうね。Signatureカラーだと、きっと注文後の生産になるんでしょう(勝手な予想)


ヘットチューブの白は綺麗です。


HANDBUILT IN THE USAの文字が。


BB90は超極太で、インナーチェーンリングの中にチェーンが落ちないんじゃないですかね・・・?そのくらい迫っています。


ハンドルバーは、3T ERGONOVA LTD。このハンドルは感動しました。上ハンと下ハンがカタカナの”ハ”の字型になっているんですよね。カンパのエルゴパワーの握りやすさと、この”ハ”の字形状は抜群で、ハンドル回りの握りやすさは格別です。ドロップ量も少なくて、お気楽ハンドルです。
Nokonは白を2つ購入したのですが、なんと途中の部分が”金色”と”黒色”で違う製品が届きました(色自体は白なんですが)。まぁ、気にせずアセンブリしました。
何せTrekのインナーワイヤーフレームがやや特殊でNokonの説明書の解説が整合がとれない。というわけで付属している数あるNokonの追加部品をいろいろ組み合わせて対応しました(これが最適解なのかはわかりませんが、とりあえず問題なく付きました)

あと毎回感じていたのですが、確定的に分かったのは、私がバーテープ巻きが死ぬほどヘタです。今回のバーテープ巻きも残念極まりない・・・。少し乗ってワイヤー引き回しなど完全に問題ないことが確認されたらまき直します。


組み上げ完成。

さて重量ですが、写真の構成から”ペダルなし”で、”6.09kg”でした。ペダルを付けると6.29kgでした。6kg切りは実現しませんでした・・・。一方でMavic R-Sys SLならNoTubes(60cc = 60g)入りのBoraに比べて、もう少し軽いので6kg切りができるかもしれません。まぁ、このあたりは追求したら切りがないのですが・・・。きっと5年後は、個人でも5kg台は当たり前になっているのでしょうね。

これから走り倒してCanyonとの比較を試みます。

お台場(リハビリ)ツーリング。

相変わらず右足首が痛くて、走る(ランニング)のは厳しい状況です。平日も全く走れていません・・・。
もう一度医者に行った方がいいのか、とにかく安静にしているのになかなか痛みが引きません・・・。この時間だと炎症とかそういうのじゃない気が・・・。

とりあえず、ランニングよりはチャリンコであればそれほど足首に負担が掛からないので、リハビリも兼ねてお台場まで走ってきました。
とはいえチャリンコでも少し痛みます。これはどうしたものか・・。その前に放射線は・・・。とりあえずフィルター付きのフェイスガードを着用で出発。軽減くらいにしかならないのだけど。ちなみにカウント値は、3/23の雨でレベルが上がって以降、半減期に従って減少はしています。外出時、マスクはしたほうがいいですよ。

写真は、クリックすると拡大。やっぱりデジタル一眼レフは良く写りますね。コンデジは軽くて便利ですがあまりコンデジに慣れないようにしたいものです。


毎回通過する港に、今日は日本丸が止まっていました。数ヶ月に1回くらい見かけるのですよね。どこかに行ったり?しているのでしょうか。
船のことは全く無知で、これが公的なものか?法人?個人?どういう所有になっているのか検討もつきません。
(なにせ家族連れが甲板に乗ってわいわいやっているので・・)


今日のお供は、TREK Madone 6 SSL


LITESPEEDからのフレームチェンジです。


ハンドルは、3T Ergonova LTD、ワイヤーはNokonを使いました。Nokonはとても品質が良いのですが、Madoneフレームのインナーワイヤーとでいろいろ苦労しました。


今日のお台場は台風並の暴風。向かい風の時は前に進めないほどの大風でした。ディープリムホイールでしたので、何度も吹き飛ばされそうになりました。


この波の立ち方で如何に風が吹いているかってわかりますかね?目にゴミは入るわで大変でした。


ここは、液状化が起こったところですが、未だ立ち入り禁止です。とはいえ、この風だからでしょうか?先週来たときの砂はどこかに飛んでいってしまいました。


とはいえ、まだまだこういう場所はありますね。浦安や舞浜に比べるとお台場の液状化は、大したことないですね。
埋め立て時期によって違うのですかね。

浦安・舞浜ツーリング(液状化を確認)

今週平日はほとんど睡眠も取れず激動でしたので、息抜きと足のリハビリも兼ねて、浦安・舞浜付近にツーリング行ってきました。
本当に被災者地域の少しでも早い復旧を祈るばかりです。またお亡くなりになった方々に心よりご冥福をお祈り致します。

いつも走っているコースですが、やはり足の状態がそれほど良くなく・・・。途中でショートカットして帰ってきました。早く治らないかなぁ・・・。


クリックすると拡大。36.81kmという極めて短いライド。

新浦安(あの綺麗なリゾートエリア)に入ったら、なんかモーレツに砂風が舞っていました・・・。
今日は非常に風が強くディープリム(5cm)で出かけたので結構横風を受けました(特に橋の上など)
今まで何度もきているコースなのにこんなに視界が悪いほど砂が飛んでいるわけがない!と思いましたが分かりました。
液状化現象で噴き出した砂が乾いて舞っているわけですね。マスクをしっかりとしていったので良かったです。
写真を適当に掲載。クリックすると拡大。構図もテキトーですみませんが・・。


こんな感じで道の一番左レーンが砂だらけ。砂と言うより砂山でしてボコボコです。アスファルトもビヒ割れや、明らかな凹凸なども多数にありました。


こんな感じで電柱が倒れて建物に激突していました。


さきっぽに到着。浦安全ての場所でなく、部分的でした。暗渠などの後が起こるとかあるのでしょうか。写真を見る限りいつも通りの綺麗な通りです。


陥没。


立ち入り禁止になっています。

 


完全に入り口の門壁が傾いています。


マンホールが1m弱せり上がっています。


舞浜到着。ディズニーの裏の浦安運動公園。コンクリートの床に砂で覆われています。


ディズニーリゾートの入り口です。噴水が止まっていました。ディズニーはそこら中で工事中(補修中)でした。


葛西臨海公園到着。さきっぽの橋も入れなくなっていました。

浦安・舞浜は部分的ではありますが、顕著な液状化が見られました。一方で全然大丈夫に見える地域・建物もありました。埋め立て前の状態なども関係するのでしょうね。
浦安は本当に綺麗な街です。この1週間でかなり復旧が進んでいるようですが、ディズニーも含め早く復活してもらいたいものです。

お台場の地震の爪痕”液状化現象”

2011/04/02追記:浦安・舞浜も行ってきました

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とんでもない地震(東北地方太平洋沖地震)が起きてしまいました。私のオフィス@柏でも震度6前後で大きく揺れました。日本橋に帰宅するのに4時間掛かるなど苦労しましたが、東北の津波に遭われた方から比べたら大した被害ではありません。今後少しでも生存者が見つかることを祈っております。

さて、東京マラソン後左膝、右足首が極めて痛くなりました。マラソン前から痛めていた部分をレースでとどめをさした形です。その為、この2週間は運動はもちろん、歩行、椅子の座り・立ちすら困難な生活を続けておりました。医者などにも行き、何とか改善してきました。そこで、まだ余震が続いていて極めて不謹慎ではありますが、リハビリも兼ねてお台場へツーリングに行ってきました。スピードは極めて遅く、距離も23kmちょっとのショートライドです。

とりあえずお台場に地震の影響などが出ていないか写真を撮りながら走りました。


震災後直ぐにお台場のテレコムセンター付近で火災がありましたよね。その辺りまでいって見ましたが、どこが燃えたのか確認できませんでした。


今日のお供は、Canyonです。この辺りは地震の影響なかったんだなぁ・・と思っていたところ・・。


なんといつも走っているところが砂だらけ!これは高波などが入ってきたのかな?と最初思いました。


と思ったら、こんな砂溜まりが・・。中心が盛り上がっていて、しかも真ん中のへこみは誰かの足跡?かと思ったら違いました。


そうです。液状化現象で砂が飛び出していたわけです。お台場のそこら中にこのような箇所がありました。
やはり埋め立て地ですから、こういう感じで砂が吹き出して来るわけですね。

お台場に向かう途中、豊洲、東雲を通りましたが、道を走る限りは、このような液状化の箇所を発見することはできませんでしたが、このお台場の状況をみると、おそらく点々と発生していたのではないかと思われます(見ていないので推測です)
→コメント欄参照。


液状化だけではなく、このようなブロック床はそこら中がひび割れしていました。お台場もかなり揺れたのがわかりますね。

このような日にお台場にいたのはやはり外国人観光客ばかりで、殆ど人は居ませんでした。


レインボーブリッジは大丈夫でした。

PowerShot S95による撮影ですが、やはり若干眠い画像ですね。


月島にかかる”中央大橋”。ネーミングセンス最低。この橋は風でもかなり揺れるのですが、大丈夫でした。

まだまだ余震が続きますので、皆様どうぞお気を付けください。そして東北地方の皆様が少しでも良い方向に向かうように願うばかりです。

Canon PowerShot S95撮影テスト。

コンパクトディジカメCanon PowerShot S95を導入しました。自転車でその辺りを走ってくる際に軽量で良く写るディジカメがあればいいなと思い、いろいろ調べた結果S95にしました。

候補に挙がったコンパクトデジカメは、
Canon PowerShot S95
Olympus XZ-1
Panasonic Lumix DMC-LX5

まぁ、どれもハイエンドコンパクトディジカメと分類され、ミラーレス一眼より下、普通のコンパクトディジカメより上という位置づけです。
まぁ、性能・仕様だけを見れば、XZ-1が一番でしょう。一方で店で触ったときに個人的な好みで挙動が気に入らなかったので、XZ-1はやめました(理由は細かいので書きません。良いカメラです)。
LX5は、過去にLX3を持っていたこと、また職場のカメラもLX3であることから(私が選んだのだけど)、LX5は面白くないなと。また、Silkypixがプレビュー精度が悪く個人的に嫌いっていうのもあります。Photoshop CS5 / Lightroom3で現像しても良いのですが、どうもAdobe Camera RAWは苦手なんですよね。インターフェイスが良くない。
結局S95の決め手は、EOSで使い慣れている無料RAW現像ソフト DPP(Digital Photo Professional)が使えることです。EOSと同じフローでRAW現像ができるのは大きいかなと。まぁ、コンディジなので気合い入れてRAW現像をするかはわかりませんが。
あと上記3機種では、S95が一番安価なのも魅力でした。

さて、一通り使ってみましたが、やはりいろいろコンデジは面倒です。一眼レフで物理的に回すなどの作業で出来ることが、メニューでクリックで進めていくファンクションはやはり面倒です。
あと、AE(Auto Exposure)と露出補正がちょっとバグがある気がするんですけど、コンデジってそんなものなんですかね・・。慣れていないだけなのか良くわからんのですが、まぁいいや。

とりあえず撮影テスト。まだMFが慣れておらず微妙な感じ。あとウリのF2.0ですが、やはり口径だけ無理した感じで開放の甘さは残念な感じです。

同じカメラを検討中の方は、少しは参考になれば幸いです。全ての写真はクリックすると非縮小、JPEG最高画像へリンクします。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=5, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=4, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

絞りの違いによるボケ確認。F2とF6.3の比較。フォーカスはレンズ先端にあわせています。


f=6mm(135判換算28mm), 0.8 sec, F=2, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)
やはりF2だと周辺キツイですね・・。ヌケも悪いです。あと、赤リングの色がオレンジっぽいですよね。なぜこの色になったのかよく分からないのです。どうも開放時はいろいろ挙動が変です。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=6.3, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

F6.3は若干絞りすぎですが、開放(F2)よりは安定していますね。赤リングの色も正常。なぜF2の時にオレンジっぽくなったのか原因不明。

結論として、このS95は非常にバランスが良く優れたカメラだと思います。200g程度の軽量ボディという条件ではとても高性能ではないでしょうか。現状(2011年3月現在)オススメのコンパクトディジカメだと思います。