さて、Madoneのシェイクダウン二日目。今日も足に無理を掛けないように、葛西臨海公園→若洲→お台場のいつもの40kmコースと思い出発しました。
すると葛西臨海公園に到着直前のある何ともないカーブでリアタイヤが横滑り。あれ?と疑問を思い200m先のベンチで停止して休憩。
水分をとって出発しようとすると、ん??後ろタイヤの空気が抜けてる!しかも思いっきりゼロ。先ほどの横滑りはこれか・・と思いました。
使用していたタイヤは、Vittoria CORSA EVO CX II (320tpi)チューブラータイヤです。NoTubesを30cc入れてあり、一応パンク防止に少しは役に立つのではと期待していました。
ピンチなのは所詮40kmのショートライドということで替えのチューブラータイヤを持っていなかったことです。外でチューブラーのパンクは初めてなので少し血の気が引きました・・家から約11km。こりゃ引いて帰るのかと。
とりあえずタイヤをチェック。しかし明確な穴が見つかりません。もともとこのタイヤは常にスローパンクしているようなタイヤで、1日経つと1~2bar空気が抜けるタイヤで、週末入れて、平日乗らずに、次の週末には全て空気が抜けきっているタイヤです(笑)。私のタイヤ個体差ではなく、CORSA EVO CXIIがそうらしいです。
まずハンドポンプで気合いを入れてがんばりました。NoTubesも入っているし、ハンドポンプで入れながら何とか家に帰ろうかと思いましたが、100mも走ればクニャっと・・。というわけで走行不能です。Bora Ultra Twoをリムで走る勇気はさすがにないので、走行は諦めました。
とりあえず困りながらも葛西臨海公園駅まで引いて行き、タクシーの運ちゃんに相談したところ、タイヤを外せば乗せてくれるとのこと。助かりました。2つのタイヤを自分と一緒の後部座席に。フレームをトランクに入れて、トランクの蓋を中途半端に閉めて(バンドで締めて)運んでもらいました。本当に助かりました。タクシーの運ちゃんによると”葛西のタクシーの運転手ならみんな乗っけて上げるよ。他の地域のタクシーは知らないけど”と言ってくれました(笑)
さて家に帰ってタイヤのチェック・・・。空気を入れてみるとものすごく小さな穴から空気が明確に漏れています・・・。なんかこの位の小ささだとNoTubesでふさがらないの?と突っ込みたくなくレベル。やっぱりあまり過信してはいけませんね。
しかしここは反省点も多いです。昨日のシェイクダウン時に8.5barを入れて走ってきました。そして今日出発前に後ろタイヤだけ3bar位になっていました。毎日1~2bar落ちるタイヤとはいえ、確かにあの時にあれれ?減りすぎているなと思いました。ちゃんと兆候はあったのです。それでたった10km位の走行ではありますが、その穴を広げちゃったのかもしれません。走行距離も1500km程度でまだ新しいタイヤですし、ショートライドということで甘く見ていました。今後は、もっとまともに入るハンドポンプ(笑)と、替えチューブラーを持ち歩くように心がけます。
2011/03/31追記:Continental Competitionチューブラーに交換しました。このタイヤは、性能は抜群のようですが、ハメにくさで皆さん苦労されているようです。私は、HUQ’s Blogさんの”チューブラータイヤの填め方”が最高に参考になりました。リムへのタイヤ乗せは、この記事を参考に2~3分で上がりました。CORSA EVO CX IIとは全然違うタイヤですね。楽しみです。