サブ1kgのENVE 1.25 TubホイールのCervelo R5と遭遇。

いつものように若洲海浜公園に朝トレに行くと、ブログつながりのZeroさん(Zeroから始まる自転車日記)と偶然遭遇。しかもヒルクライムレース用の前後1kg切りのENVE 1.25リム手組ホイールを付けていました。

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Cervelo R5 VWD \
SRAM Red w/ Quarq CinQo Saturn Rotor 3D \
ENVE 1.25 Road Rim(Tub) + Chris King R45C + SapimCX-RAY

かっちょええですな。1.25リムとChris Kingハブで前後1kgを切っているそうです。手組で1kgを切れるのは凄いですね。Lightweightのオーバーマイヤーもあれだけ造り込んだ完組だからこそ出せる1kg切りなのに。メンテ性も考えるとこの構成は実に素晴らしいホイールですね。クリキンはカンパフリーが無いために候補に入ったことはありませんが、見た目も格好良く軽量で良さげですね。好きな人が多いのも頷けます。

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ROTOR 3D + QUARQの楕円チェーンリング付きパワーメーター。この楕円+PMの構成は最近本当に増えましたね。定番の構成になりつつありますね。

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バルブホールの周りには、US Patent 8,313,155と書いてあります。この番号で、検索してみると
http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=/netahtml/PTO/search-bool.html&r=1&f=G&l=50&co1=AND&d=PTXT&s1=8313155&OS=8313155&RS=8313155

ENVEの前身(正式社名かな?)Edge社の名前でリムの特許が示されています。リム整形後にドリルで穴を開けてもいろいろ大丈夫みたいな特許の様ですね。特許認定が昨年11月ということで最近です。カーボンと一言でいっても、ピンキリで、ENVEなどは日々改良を進めているのでしょうね。完全に手を抜いてカーボンなら何でも良いという粗悪なメーカーもあるでしょう。まぁそういうバイクなどもよく見かけますが。

さて、このバイクはこの構成で6.0kgちょっととのことです。持たせて貰いましたが、私が持っているバイクよりも明らかに軽く。ヒルクライム、正に決戦ホイールというやつですね。いやはや、朝から凄いバイクを見させてもらいました。

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私はSupefly Eliteで行きました。相変わらず素晴らしいBB回り。10kg近くありますがスイスイ進み。ブレーキは良質。素晴らしく。だいぶ朝トレも暑い季節になってきました。

軽井沢~北軽井沢~草津~渋峠~嬬恋パノラマライン~軽井沢ツーリング。晴天絶景。

天気予報をみていたら長野・群馬方面が快晴ということだったので山へ。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=9d645841fe0d89ad2bf352960151a039
距離:140.8km
獲得標高:3192m

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さて、今回はEOS Mが途中で壊れ、このような天気の良い絶景ツーリングにも関わらずiPhone 4sの写真しかありません。やってしまいました・・・。

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始発の長野新幹線で軽井沢駅に到着。今回は軽井沢駅に戻ってくるコースなので、コインロッカーに輪行バッグや帰りの着替えなどを詰め込み軽量化。
既に天気が良くて気持ち良いスタートとなりました。

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中軽井沢から日本ろまんちっく街道を峰の茶屋方面に上っていきます。
もうこの道を何度上ったことか。浅間山の雪もだいぶ溶けましたね。

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峰の茶屋を通過して北軽井沢の看板の前で記念撮影。

今回はMadone + Campy Hyperon Ultra Two (Cli)。最高のホイールですな。ハブが素晴らしすぎて言う事なし。DT Swissも良いハブだと思いますが一段上手というか、一段上質。

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浅間山。綺麗でした。

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さて、北軽井沢~長野原より草津温泉に登ってきました。
今回も家での茶の湯の稽古用に本家ちちやで温泉饅頭を買いました。

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湯畑。観光客が多かったです。

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足湯でマッタリ。若者カップル多いですね。レーパンで入っているオッサンは異質です。

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さて、国道292号線(草津志賀道路)を登って渋峠へ登坂開始。相変わらず道も良く綺麗。

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もう綺麗過ぎて。絶景。

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絶景2。

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これから登っていく道が見えますね。右の奥の方にも。

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遙か向こうにも綺麗な山々が。

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こんな感じのつづら折り。遙か向こうも山だらけ。

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そろそろ頂上。雪が増えてきました。

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遠くに日本アルプスが。綺麗すぎます。2000mを越えていますが、晴天。

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雪の壁がでてきました。先々週の浄土平(磐梯吾妻スカイライン)よりも雪の高さは高く。(標高も違うし)

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7~8m位かな?

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さて登頂完了。日本国道最高標高2172m。

いつもこの石碑の後ろは曇っていてどうなっているわかりませんでしたが、今日はバッチリみえました。草津の町が見えるのですね。

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この方向から登ってきました。綺麗過ぎました。

さすがに2172m程度なので気温も低く。

この後草津に戻り、そこから途中で曲がり高原野菜で有名な嬬恋へ。(嬬恋パノラマライン北ルートへ)

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嬬恋パノラマライン北ルート。全く人がおらず。スポーツバイクなら一度は走って頂きたいところ。

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既に高原野菜の栽培などが始まっていました。本当に綺麗なところです。
嬬恋パノラマラインは草津から入ると最初少し上りがありますが、少し越えると下りが続きます。そこがあまりにも最高の道。風景も綺麗ですし、車は来ないですし、カーブが”緩い”ので比較的スピードを出しやすくなにせ気持ちが良いです。草津方面に行く方は是非北ルートに行ってみてください。(その後、どうやって最寄りの駅に戻るのかが問題ではありますが・・)

というわけで、素晴らしい天気で良いツーリングになりました。

再びの福島`浄土平`へ。

再び、福島県の磐梯朝日国立公園の一角、”浄土平”に行ってきました。もう何度も行っておりますが。

コースは、以前の記事と同様のショートコース。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=14d24cd207f04d4a54834da979d7545f
距離:66.1km
獲得標高:1600m

朝5:30に起きて、ウェザーニューズの天気予報で全国の天気を確認。福島周辺の天気が良さそうだったので、eki-netで6:40の東北新幹線やまびこを予約。30分で用意して東京駅から新幹線に乗り込みました。東京駅がたまたま近いため、当日朝に天気が良いのを確認してから即座に対応できるので便利です。

浄土平に福島市内から上がっていく磐梯吾妻スカイラインが先日冬の閉鎖から開放されました。(*5/10までは夜5時~翌朝7時までは夜間閉鎖)Facebookの浄土平ビジターセンターの情報より、高湯側から浄土平まではノーマルタイヤ(自動車)での走行可能という情報を仕入れていたので、天気さえよければ自転車で上がれると予想していました。

福島駅周辺は実に暑く20度位あり汗ばむ程度。しかし浄土平は5~6度になるためその寒暖差に対応する格好だけは気をつけて出発。結果的には、上下長袖なのは言うまでも無く、ウインドブレーカーとハーフのシューズカバーを持っていったのは良かったです。あとはクラフトのインナーを別で持っていったので浄土平で着替えたのも良かったかなと。

相変わらず良い登り坂で気持ち良い事限りなし。始めての方は高湯付近の清水ドライブインで最終水補給などは忘れずに(過去の記事を参照)→2014/04/19編集。この清水ドライブインの自販機が撤去されていました。もう少し登ったところの、`旅館高原荘`の駐車場にはありました。

磐梯吾妻スカイラインの魅力は、なんと言っても森林限界を途中で超えてきて広がる大パノラマの絶景。

20130505_jyododaira1超綺麗です。1300mを越えたあたりから一気に気温がスーっとしてきます。

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超絶景。この雪渓は見事の一言。テンションあがりまくり。

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吾妻小富士。皆さん上っています(簡単に上れます)人が写っていますね。
*全部の写真はクリックすると拡大。

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硫黄ガス吹き出しエリア。あんまり止まってはいけません。何せ綺麗で写真を撮りたくなりますが。

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浄土平到着少し前に1500mを越えます。この辺りは暴風で極寒でした。

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何という素敵な道で。

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浄土平到着。GWの天気が良い日だからでしょうか?駐車場は満車で少し渋滞に。自転車は関係ないので、やはり自転車で来るべきでしょうね(笑)

今回は距離も短く、獲得標高も少ないのでTREK Superfly Elite (2012)で。相変わらず素晴らしいバイクで。

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さて、浄土平には公営のレストハウスもありますが、オススメはこの写真の(レストハウスと天文台の間にある)民営の”ななかまど”さん。平日は別の仕事をされている方たちが、週末などにこのお店を経営しています。浄土平に上った際に、このななかまどが空いていたら是非お立ち寄りください。

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たまこんにゃくや、きのこ汁、きのこ蕎麦など大変美味しいです。ご主人の”佐藤”さんという方が大変親切にしてくれて、行くたびにお話し相手になってもらっています。

是非行った際には、宮下なり、spacewalkerなり名乗り出て貰えれば何か良いことがあるかもしれませんよ。去年も何人かブログを見てきたというお客さんがいたそうで。

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吾妻小富士。駐車場に車を止めて、皆さん徒歩で上ってゆきます。さっと上れます。私はロードシューズだったので上りませんでしたが、ドライブで行く際には是非。上のすり鉢状の形状は実に素晴らしいです。SPDなどのMTB系シューズの方は、ななかまどさんあたりにバイクを預けて置いて上ってみるのも良いかと思います!

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さて、浄土平から更に上がって行きます。磐梯吾妻スカイラインの最高標高点へ。更に標高があがるので雪の回廊が見えてきました。かなり天気が良いのでどんどん溶けていますがそれでも2.5m以上はある箇所がまだまだありました。開通直後に来ると面白そうですね。

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こんな感じ。

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さて、最高標高点1622mに到着しました。この奥に看板があるのですが雪で埋もれています。

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今日も実に素晴らしい乗り味でした。下りは良質なディスクブレーキとサスペンションがあると超面白いですな。この位の長さの下りをロードバイクのキャリパーブレーキで降りてくるのはなかなか指も痛くなって萎えるのですが、ディスクなら指一本のクリックで完全停止ができるので何せ面白いです。少なくともスピコンで来たら私の実力ではこの坂を安全に下りてくる自信がありません。

現地の人によるとGWの中でも今日が一番天気が良かったのこと。やはり天気を見てから出発するのは確実ですね。距離は短かったですが、絶景に出会えて気持ち良かったです。是非皆様、浄土平へ足をお運びくだされ。雪渓が残っている今が良い機会ですよ。