浦安・舞浜ツーリング(液状化を確認)

今週平日はほとんど睡眠も取れず激動でしたので、息抜きと足のリハビリも兼ねて、浦安・舞浜付近にツーリング行ってきました。
本当に被災者地域の少しでも早い復旧を祈るばかりです。またお亡くなりになった方々に心よりご冥福をお祈り致します。

いつも走っているコースですが、やはり足の状態がそれほど良くなく・・・。途中でショートカットして帰ってきました。早く治らないかなぁ・・・。


クリックすると拡大。36.81kmという極めて短いライド。

新浦安(あの綺麗なリゾートエリア)に入ったら、なんかモーレツに砂風が舞っていました・・・。
今日は非常に風が強くディープリム(5cm)で出かけたので結構横風を受けました(特に橋の上など)
今まで何度もきているコースなのにこんなに視界が悪いほど砂が飛んでいるわけがない!と思いましたが分かりました。
液状化現象で噴き出した砂が乾いて舞っているわけですね。マスクをしっかりとしていったので良かったです。
写真を適当に掲載。クリックすると拡大。構図もテキトーですみませんが・・。


こんな感じで道の一番左レーンが砂だらけ。砂と言うより砂山でしてボコボコです。アスファルトもビヒ割れや、明らかな凹凸なども多数にありました。


こんな感じで電柱が倒れて建物に激突していました。


さきっぽに到着。浦安全ての場所でなく、部分的でした。暗渠などの後が起こるとかあるのでしょうか。写真を見る限りいつも通りの綺麗な通りです。


陥没。


立ち入り禁止になっています。

 


完全に入り口の門壁が傾いています。


マンホールが1m弱せり上がっています。


舞浜到着。ディズニーの裏の浦安運動公園。コンクリートの床に砂で覆われています。


ディズニーリゾートの入り口です。噴水が止まっていました。ディズニーはそこら中で工事中(補修中)でした。


葛西臨海公園到着。さきっぽの橋も入れなくなっていました。

浦安・舞浜は部分的ではありますが、顕著な液状化が見られました。一方で全然大丈夫に見える地域・建物もありました。埋め立て前の状態なども関係するのでしょうね。
浦安は本当に綺麗な街です。この1週間でかなり復旧が進んでいるようですが、ディズニーも含め早く復活してもらいたいものです。

お台場の地震の爪痕”液状化現象”

2011/04/02追記:浦安・舞浜も行ってきました

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とんでもない地震(東北地方太平洋沖地震)が起きてしまいました。私のオフィス@柏でも震度6前後で大きく揺れました。日本橋に帰宅するのに4時間掛かるなど苦労しましたが、東北の津波に遭われた方から比べたら大した被害ではありません。今後少しでも生存者が見つかることを祈っております。

さて、東京マラソン後左膝、右足首が極めて痛くなりました。マラソン前から痛めていた部分をレースでとどめをさした形です。その為、この2週間は運動はもちろん、歩行、椅子の座り・立ちすら困難な生活を続けておりました。医者などにも行き、何とか改善してきました。そこで、まだ余震が続いていて極めて不謹慎ではありますが、リハビリも兼ねてお台場へツーリングに行ってきました。スピードは極めて遅く、距離も23kmちょっとのショートライドです。

とりあえずお台場に地震の影響などが出ていないか写真を撮りながら走りました。


震災後直ぐにお台場のテレコムセンター付近で火災がありましたよね。その辺りまでいって見ましたが、どこが燃えたのか確認できませんでした。


今日のお供は、Canyonです。この辺りは地震の影響なかったんだなぁ・・と思っていたところ・・。


なんといつも走っているところが砂だらけ!これは高波などが入ってきたのかな?と最初思いました。


と思ったら、こんな砂溜まりが・・。中心が盛り上がっていて、しかも真ん中のへこみは誰かの足跡?かと思ったら違いました。


そうです。液状化現象で砂が飛び出していたわけです。お台場のそこら中にこのような箇所がありました。
やはり埋め立て地ですから、こういう感じで砂が吹き出して来るわけですね。

お台場に向かう途中、豊洲、東雲を通りましたが、道を走る限りは、このような液状化の箇所を発見することはできませんでしたが、このお台場の状況をみると、おそらく点々と発生していたのではないかと思われます(見ていないので推測です)
→コメント欄参照。


液状化だけではなく、このようなブロック床はそこら中がひび割れしていました。お台場もかなり揺れたのがわかりますね。

このような日にお台場にいたのはやはり外国人観光客ばかりで、殆ど人は居ませんでした。


レインボーブリッジは大丈夫でした。

PowerShot S95による撮影ですが、やはり若干眠い画像ですね。


月島にかかる”中央大橋”。ネーミングセンス最低。この橋は風でもかなり揺れるのですが、大丈夫でした。

まだまだ余震が続きますので、皆様どうぞお気を付けください。そして東北地方の皆様が少しでも良い方向に向かうように願うばかりです。

Canon PowerShot S95撮影テスト。

コンパクトディジカメCanon PowerShot S95を導入しました。自転車でその辺りを走ってくる際に軽量で良く写るディジカメがあればいいなと思い、いろいろ調べた結果S95にしました。

候補に挙がったコンパクトデジカメは、
Canon PowerShot S95
Olympus XZ-1
Panasonic Lumix DMC-LX5

まぁ、どれもハイエンドコンパクトディジカメと分類され、ミラーレス一眼より下、普通のコンパクトディジカメより上という位置づけです。
まぁ、性能・仕様だけを見れば、XZ-1が一番でしょう。一方で店で触ったときに個人的な好みで挙動が気に入らなかったので、XZ-1はやめました(理由は細かいので書きません。良いカメラです)。
LX5は、過去にLX3を持っていたこと、また職場のカメラもLX3であることから(私が選んだのだけど)、LX5は面白くないなと。また、Silkypixがプレビュー精度が悪く個人的に嫌いっていうのもあります。Photoshop CS5 / Lightroom3で現像しても良いのですが、どうもAdobe Camera RAWは苦手なんですよね。インターフェイスが良くない。
結局S95の決め手は、EOSで使い慣れている無料RAW現像ソフト DPP(Digital Photo Professional)が使えることです。EOSと同じフローでRAW現像ができるのは大きいかなと。まぁ、コンディジなので気合い入れてRAW現像をするかはわかりませんが。
あと上記3機種では、S95が一番安価なのも魅力でした。

さて、一通り使ってみましたが、やはりいろいろコンデジは面倒です。一眼レフで物理的に回すなどの作業で出来ることが、メニューでクリックで進めていくファンクションはやはり面倒です。
あと、AE(Auto Exposure)と露出補正がちょっとバグがある気がするんですけど、コンデジってそんなものなんですかね・・。慣れていないだけなのか良くわからんのですが、まぁいいや。

とりあえず撮影テスト。まだMFが慣れておらず微妙な感じ。あとウリのF2.0ですが、やはり口径だけ無理した感じで開放の甘さは残念な感じです。

同じカメラを検討中の方は、少しは参考になれば幸いです。全ての写真はクリックすると非縮小、JPEG最高画像へリンクします。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=5, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=4, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

絞りの違いによるボケ確認。F2とF6.3の比較。フォーカスはレンズ先端にあわせています。


f=6mm(135判換算28mm), 0.8 sec, F=2, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)
やはりF2だと周辺キツイですね・・。ヌケも悪いです。あと、赤リングの色がオレンジっぽいですよね。なぜこの色になったのかよく分からないのです。どうも開放時はいろいろ挙動が変です。


f=6mm(135判換算28mm), 1 sec, F=6.3, ISO=80, RAW + DPP
(クリックすると拡大)

F6.3は若干絞りすぎですが、開放(F2)よりは安定していますね。赤リングの色も正常。なぜF2の時にオレンジっぽくなったのか原因不明。

結論として、このS95は非常にバランスが良く優れたカメラだと思います。200g程度の軽量ボディという条件ではとても高性能ではないでしょうか。現状(2011年3月現在)オススメのコンパクトディジカメだと思います。

日本橋~浦安~舞浜~葛西~若洲~お台場:ツーリング

日本橋→浦安→舞浜→葛西→若洲→お台場:つまり東京湾岸に沿ってツーリングしてきました。

距離は、74.89km。


クリックすると拡大。かなり海沿いばかり沿って走ってきました。


今日のお供は、Canyon。


ディズニーリゾートの外周はとても走りやすくておすすめです。ディズニーシーのコロンビア号も見えますし。

はぁ。それにしても、この自転車は素晴らしいです。フレームもグループセットもホイールも。

Campagnolo Recordブレーキパッドについて(ネジ破断、パッド交換など)

極めてニッチな内容でございます。最近のブログを読み返してみても自転車の内容ばかりでブログのタイトルからかけ離れています・・。まずいなぁ・・。

さて、カーボンホイールを使い始めましたので、ブレーキパッドもカーボンホイール用のパッド(シュー)に交換しなければなりません。そんな大した作業ではないのですが、その工程でいろいろあったので少し紹介。

まず、ブレーキパッド。型番は、Campagnolo BR-RE701/2です。


Campagnolo brake pads for carbon rims [BR-RE701/2]

この3つ箱の差が分かりますか?(写真はいつも通りクリックすると拡大)。実は、商品型番やバーコードが同じにも関わらず、中に入っているものが違います。
左上の箱だけ、2011モデル対応の新型ブレーキパッドです。カンパは、結構大きな変更にも関わらず同じ型番で販売しています。この辺が混乱しがちです。
しかも真ん中の箱と右下の箱は、両方とも旧型ブレーキパッドにも関わらず箱の大きさが違うという、千差万別っぷり。
まぁ、こういう細かい部品は棚に入っていて、注文が来たら箱につめてバーコードシールを貼るっていう仕組みでしょうね。
つまり、このパッドを注文する際に型番ではなく、2011モデル対応の旨を店に伝えなければなりません

では、ブレーキが2011年モデルから何が変わったのか?


左、中上の二つ:Campagnolo Super Record (2009/2010)のブレーキパッドホルダー
中下、右の二つ:Campagnolo Record (2011)のブレーキパッドホルダー
(後で出てきますが、このホルダー自体はブレーキアームにTORX T-25のネジで取り付けます。写真に写っているとおり。)

2011年からは、わかりますかね?パッドに窪みが付いていて、そこにホルダーの”引っかけ”を当てて交換しやすくなりました。新型ブレーキパッドはこの窪みに対応したわけです。


左が新型(2011モデル対応)ブレーキパッド。背中に引っかけの窪みが付いています。
右が旧型。

こんなものをなぜイチイチブログで紹介したかには二つの理由があります。

1)旧型はブレーキパッドの交換がとても困難。
 旧型ブレーキパッドは、窪みとかなくパッドホルダーにしまりばめで挟むことにより固定されています。これが死ぬほど堅い。マニュアル( http://www.campagnolo.com/repository/documenti/en/Skeleton_Brakes.pdf ) を見ると、手を怪我しないようにグローブしろよとか書いてありますし。
パッドをはめる際には、潤滑剤を使わずにアルコールを使えとか。とにかくそうでもしないと堅すぎてはいりません。私はパッドを湿らして、プラハンでとんとん叩いたところ(ある本に書いてあったので)、見事に新品のパッドが途中で折れて使い物にならなくなりました・・・(1つが無駄に・・・)。そういう意味で結構大変でした。人によっては専用道具みたいなものを使っている様ですね。
 とはいえこの問題は慣れれば大した話しではありません。

2)ブレーキパッドホルダーをブレーキに固定するネジが規定トルクでも破断。


破断したブレーキパッドホルダーを固定するTORX T-25ネジ。規定トルク8Nm。

ブレーキパッドがなんとか付いたところで(プロショップの方にもお世話になり)、パッドホルダーをブレーキ本体に固定していたら上記の様にネジが破断。
マニュアルには8Nmが規定トルクとなっています。トルク管理は人工衛星でも非常に重要で数百本の衛星のネジは全てトルクレンチ・トルクドライバーで管理します。
管理が甘いとロケット打上振動でネジが緩み、そのネジが無重力で浮遊し、衛星に傷を付けたり、衛星から離れると時速28000キロのデブリになるからです。
 人間の手先感覚によるトルク管理は洗練で、そこが職人芸ではありますが(その技能は認めますが)、その職人芸気質は衛星開発には無用・不要です。完全に設計通りに組み上げる必要と、何回も組み上げするための再現性が必要であり、人間の感覚に頼るようなリスクは負えません。逆にその職人気質を一般的にこの国は賞賛(プロジェクトXの影響か?)される傾向があり、私も一定の理解はありますが、それは発展途上の製造国がやる行為であり、先進国で十分に年収があがった国が推奨してやる作業ではありません(このブログで何度も述べておりますが)。あと、日本人は器用で、他の国の人は不器用だというのも情報不足からくる都市伝説です。ベトナムあたりの切削加工技術は相当レベルが高いです。彼らは出稼ぎで家族を離れて他国に出向いていたのを、自国で技術を付ければ自国で働けるわけであり、その技術習得の真剣さは凄まじいです。日本の戦後と一緒ですよね。つまり人種・国柄に関係なくどれだけ真剣に命をかけてやっているかなんですよ。なので日本人が特別器用っていうのは戦後、必死だったころの話で、我々はもっと設計側、システム側に回らないといけません。米国はちゃんと、製造を人件費の安いアジア、アフリカに投げて、iPhoneをはじめとして優れたプロダクトの設計を相変わらず世界トップレベルで行っています。日本は、先進国入りする間にそこが育たなかったので今の様に世界に取り残されてしまったわけですね。

さて完全に話しがそれました(笑)。とにかく8Nmの規定トルクでとめたら破断したわけです。それほど良いトルクレンチではないので10~20%程度トルクに誤差があっても破断するのは、ネジの設計と規定トルクの設定値に問題があります。つまりカンパの設計ミスだと思います。まぁ、このネジを軽量化しすぎていることと、ここの規定トルクを高すぎるのが問題ですね。ネジと相手の素材を考えるとこの部分は6Nm程度でしょうね(あくまで個人的な意見です)。このネジを追加注文しましたが、TORXというのもあり4本ですごい値段がしました・・。サイメンのブログでも同じ箇所のネジが破断しているようですから、この部分は注意が必要ですね。

というわけで、カンパレコードクラスのブレーキパッドがマイナーチェンジしているのに型番すら変えていないよということと、取付ネジが破断しやすいよという話でした。

Canyon Ultimate CF SLX + Campagnolo Super Record乗り心地。

11月上旬に自転車の転倒で左足首を痛め、それがなかなか治らず、足首をかばいながら歩いていたので、今度は左膝を痛めました(12月中旬)。
その後に、会社内でインフルエンザがはやり、私も例外なくかかり(インフル一歩手前)、1週間ダウン。未だに咳が残っています。
そんな感じで、2週間くらい自転車の乗れていない!というわけで、体を冷やさないように日本橋→永代通り→荒川CR→葛西臨海公園という往復24キロのショートコースを走ってきました。
今日のお供は、Canyon Ultimate CF SLX(2010)です。もう久しぶりのチャリンコで最高に気持ちが良くニヤケながら走ってしまいました。

2011モデル発表前の2010ファイナルセール+円高をうまく利用して、CF SLX 2010モデルのトップモデルを選んで良かったです。全パーツが手を抜いていないので、私の様にコンポをいろいろ変えたくなる性分には完全に向いています。手を抜いていないので変える必要がないのです。グループセットは、Campagnolo Super Record (2009/2010)、ホイールはクリンチャー+アルミリムホイールとして超軽量級のMavic R-Sys SLです。ハンドルやサドルも重量面で見て、ほぼ最軽量なので変えるところがありません。

さて、Dura-Ace(7900系)を搭載しているLitespeed Archon C2と毎回乗り換えていますが、最初あまりに軽い車体でピーキーだったCanyonに妙に違和感を感じていたのですが、1000キロ以上走ってきて、やはり乗り心地は最高な気がしてきました。車体が6kg前半ということもあり何とも軽く、羽が生えたような軽さと乗り心地で走りに喜びがあふれます。軽量厨ではありませんが、やはり自転車の車体重量が軽いのは自転車の性能(特に加速面において)重要だと思っています。

ちなみにDura Aceとカンパ上位3グループセットの質量比較などは、別記事で少し取り扱っています:Campagnolo Record 2011 onto LITESPEED Archon C2

さて、軽量以外にCanyonが快適というか”乗りたい”、”乗っていて楽しい”と思うのは、Campagnoloのグループセットだと個人的に思っています。こんなロードバイクを始めたばかりの素人でも、Campagnoloはすごい、というか官能的で魅力的なグループセットだと思います。日本人にありがちなイタリアへの憧れと言われればそれまでなのですが、これは使ってみないと分からない魅力だと思います。カンパ(=カンパニョーロ)の魅力は、まずは見た目の美しさです。これは、ファッションならイタリアブランド、車ならフェラーリ、スピーカーならソナス・ファヴェール、ヴァイオリンならストラディヴァリ・・に通じる美しさです。クランクの美しさ、エルゴパワーのカーボンレバーの曲線美など、とにかく綺麗なデザインをしていると思います。隣にDura-Aceがありますから、シマノさんには申し訳ありませんが、相手になっておりません。Dura-Aceはその中でも綺麗な方だと思うのですが、やはり根本のデザインセンスが違うと思います。

次にカーボンクランクセットの気持ちよい柔らかさです。これは、Super Recordのみクランクセットにも搭載しているCULTベアリングによる回転の軽さもあるかと思うのですが、カーボンの絶妙な柔らかさって漕いでいて本当に心地よいです。決して弱いわけではなく、脚力トルクを堅さで跳ね返すDura-Aceに対して、なんとも言えない包み込む様な感じがあるんですよね。まさに、剛のDuraAceに対して、柔のSuperRecordという感じです。どちらも悪いわけじゃなく、個人的な好みでSuper Recordのカーボンクランクの弱くはない柔らかさが実に気持ちが良いと思っています。私は使ったことがありませんが、Chorus, Record, Super Recordはクランク自体はUltra-Torqueでほとんど同じ構造の様なので、同じ体感になるんではないですかね。CULTがその柔らかさの一端を担っているかはわかりません。

さて最も紹介したいのは、やはりエルゴパワー(Ergopower Controls)だと思います。下に写真を載せておきます。クリックすると拡大できます。

いわゆるカンパニョーロの、ブレーキレバー+シフトレバーの両機能を担う部分がエルゴパワーです。もうこれが素晴らしすぎます。
2枚目の写真にあるようにハンドルの真ん中に向けて少し曲がっています。そしてこのヘッド部のサイズも小さめです。この形、サイズが握っていてとても握りやすいのです。Dura AceのSTIは、ヘッドのサイズが(体の小さい日本人が設計しているにも関わらず)でかすぎるのです。新105のSTIは小さくなりましたので、7900系Duraの時は小さくできなかったんですかね。経緯は良くわかりません。このエルゴパワーとDura STIを比較すると握りやすさが違いすぎて快適さがぜんぜん違います。特に指をしっかりと回してハンドルを掴み、ダンシングしているときなど本当に握りやすくて楽しいです。

次にシフトフィーリングです。変速性能、特にフロントの入りやすさはシマノの方が上だと思います。リアは特別違いを感じません。フロントも2011モデルからX.P.S.S.をカンパが導入しているので改善しているかもしれませんね。ただ、ほぼ完璧な変速性能に近づいているシマノにはおそらく敵わないと思います。しかし、変速速度ではなく、変速レバーの押し心地がとても官能的なのです。緩衝材のプチプチや、すごくデザインの良いエレベーターのボタンなど、見ただけで押したくなるボタンとかってありますよね。ああいう感じがエルゴパワーのシフトレバーにはあり、平坦巡航で暇な時にシフトしたくなる楽しさがあります。特にUltra-Shiftによる上げ3段、下げ5段があるのでこれが最高に気持ちが良い。カンパでは基本推奨されていないアウター+ロー(最大のたすき掛け)状態で信号を待ちをして、加速スタートするときに、下げ5段は楽しくて仕方がありません。これはシマノにはない感動です。

図らずも、ちょうどDura-AceとSuper Recordの2台揃っているため比較できて楽しいです。シマノは日本製品だけあって、極めて堅実です。しっかりと堅く、信頼性があり、シフトも(特にフロント)速く、確実です。ブレーキもしっかりと効き、コストパフォーマンスも優れていると思います。日本人らしいまじめさが随所に現れている製品だと思います。全く持ってすばらしい製品だと思います。カンパは、なんでしょうね・・。人間的な”ふまじめさ”がある製品という感じでしょうか。文章では表現できず乗ってみて分かる事だと思いますし、それが一部だととしても、”自分はカンパの魅力を知ってしまった感”という、なんともくだらないですが優越感があります(笑)。おそらく100キロ程度走っただけでは、その官能美がわからないと思います。またカンパだけ乗っていてもわからないのかもしれません。そういう意味では絶対的な機能美というより、シマノと比べての比較なのかもしれませんが、少なくとも個人的にはカンパ好きというベタな展開になってきました。

中学・高校時代はMTBをハマりまくっていました。当時はカンパもMTBにグループセットを供給しており、自転車雑誌をみては、なんか美しいな(けど高い)という印象でした。カンパはMTBから撤退し、まさか15年後にロードバイクにハマりカンパを使えることになるとは思ってもいませんでした。今後カンパがどの方向に進むのか、これだけ変化のめまぐるしい世の中ですから予想が付きませんが、現時点でカンパの魅力を感じられたのは良かったと思っています。Canyonの超軽量で高性能なフレームも含め、とても快適なロードバイクです。2011年も楽しんで乗っていこうと思っています。