茶菓子を買いにツーリング:安中榛名→碓氷峠(旧道)→軽井沢→長野原→草津→須賀尾峠→安中榛名

毎日、家で茶の湯の稽古をしているわけですが、毎日の茶菓子確保が大変です(そのおかげで和菓子も詳しくなってきましたが)。今日は草津温泉の本家`ちちや`の温泉饅頭を買いにツーリングに行ってきました。寒い地域なので前日に路面状態を確認し全域ドライであることを確認しました。

ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=5d0ae4c45b25b5bf95c955f4033bcc5d

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距離:142.9km
獲得標高:3041m

今週は平日が疲労困憊で、始発の新幹線は諦め一本遅い長野新幹線で。9時頃安中榛名駅到着。東京駅からですと1時間くらい。便利です。

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安中榛名周辺はまだ桜は2~3部咲き。むしろ梅が満開でした。梅といえば、秋間梅林が有名です。上の写真はそのあたりの梅。天気は曇りでした。

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と思いきや、桜も早い木は綺麗に咲いていました。
東京の桜はあまりに本数が多すぎて不自然。(これも国道の脇なのでそれを狙った物かもしれませんが)地方のぽっと生えているような桜。たとえば神社の脇に一本とか。そういう桜はやっぱり良い物だなぁと。

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おぎのやで、峠の釜めしを朝ご飯に。碓氷峠(旧道)を上ります。写真はめがね橋。相変わらず良い登りで気持ち良かったです。観光客も実に少なく(というか皆無)

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碓氷峠登頂。今日は、TREK Madone 6 SSL (2011) + Bontrager Aeolus 7 D3 (チューブラー)で行ってきました。このホイールの登坂性能を確認する上でも。実際、この時点で碓氷峠くらいの緩斜度の登りですと全く問題ないなと実感していました。平坦・下りはこのブログでも散々述べているように異常な良性能。

碓氷峠を越えて、軽井沢を通過し、中軽井沢へ。そこからロマンチック街道(の一部)を通って北軽井沢(長野原)方面に登坂します。いわゆる峰の茶屋のある峠。

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この頃は晴れてきて写真の通り、浅間山も実に美しく。綺麗でした。
相変わらずこの峰の茶屋に続く坂は良い感じでした。気持ち良し。

峰の茶屋を越えて、せっかく上ったのに一気に長野原の方に下ります。

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(*安全を確認して撮影しています)

その草津の根元まで下りていく道は実に気持ち良く。最高でございます
(一度走ると私が何度も来ている理由が分かるかと思います)

さて草津温泉に向けて上ります。この草津温泉に長野原の方から上がる坂がなかなか憎たらしく(笑)というわけで、写真も一切撮らずに登坂完了。

まず今回のツーリングの目的の本家`ちちや`に向かいます。湯畑のすぐ近くです。

参考:本家ちちや公式サイト:http://www.honke-chichiya.com/

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本家ちちや

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天気付きの素敵な看板が。字も上手で読みやすい・・・。
白色の”2色あん”がとても素敵でした。

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さて、湯畑到着。スキー場は終わり、桜はまだこれからなのでオフシーズンのはずですが、逆にそれを狙ったのか?今までここまで混んでいる湯畑を見たことがありません。激混み。

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そういえば、草津の湯畑は何度もきているのに一度も泊まったこと、そして温泉に入ったことはなく。いつか来てみたいです。湯畑も夜はライトアップされるようですし。

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足湯も混んでいて順番待ち。こんなことは始めて。カップル、ご家族、友達旅行などが多く、自転車で草津を通過していくおっさんは他には皆無(笑)

そういえば、今日はローディーに全然会いませんでした。まだ軽井沢・草津は凍結や積雪があるイメージなのでしょうね。今日行って確認しましたが全域ドライです。既にどんどん峠は攻められますよ。

さて、草津を離れ、安中榛名駅に向かいます。二度上峠に回っていくのはさすがに厳しいと判断し、須賀尾峠越えで。二度上峠に比べて安易な峠かと思いましたが、それなりの峠でした(そういえば、草津側から上ったことはなかった)

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その途中でこんな不思議な光景が。川の色も素敵ですが、どうやら露天風呂があるようです。行ってみたいですね。

この辺りを通過中、天気が曇ってきて、霧雨が降り、気温も下がりこれ以上悪化しないことを祈りつつ先を急ぎました。

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安中榛名駅到着。長野新幹線あさまは1時間に約1本(安中榛名に止まるのは少ない)。到着時にちょうど行ってしまいましたので駅で1時間待ち。着替えたり、輪行バッグにいれたりするのがゆっくりできるのでちょうどよい感じではありますが。

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さて、今回のツーリングは、走り慣れたコースにも関わらず後半かなりバテました。冬期トレーニングも毎日さぼってきたつもりはありませんが、どうもあまり回せずヘロヘロ。もうちょっとがんばらないといけませんね。
*ブレーキパッドの取付角度が微妙なのはご愛敬で。

さて、Aeolus 7 D3ですがやはり素晴らしいホイールでして、15%を越える登坂時にも7cmとはいえ、それほど足にまとわりついてくる感じもなくシャキシャキ上っていけました。以前同等のコースを走ったBora Ultra 80とはだいぶ印象が異なります。平坦・下りでのパフォーマンスは圧倒的で実にしっかりしているので下りカーブなども安心して(当たり前だけど)曲がっていけます。漕ぎ出しから軽く実に素晴らしいホイールだなと再認識しました。このホイールは、私の体感では頭一つ飛び出しているホイール。

そろそろ渋峠、浄土平など私が好きな峠がどんどん開山します。今年も絶景が楽しみです。写真の通り、今日走った辺りはもう走れますので、躊躇していた方(笑)はどうぞ。

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今日の稽古で温泉饅頭を早速頂きました。

若洲海浜公園の朝焼けとしばらくブログ更新停止。

今朝の朝トレは、毎度の事ながら若洲海浜公園だったのですが、朝焼けが極めて綺麗でした。日も短くなってきて若洲に到着しても太陽が上がっていない時期になってきました。

うーん・・。この写真が相当イマイチで伝わらないんだけども。
そろそろ足先に貼るホッカイロが必要になってきました。

 やはり縦写真だと下が切れるな・・。CSSを早くなおさんと。

今日はMadone + Bontrager Aeolus 7 D3 チューブラーで行きましたが、このブログで散々書きましたが、このホイールは実に素晴らしいです。毎回乗る度に”伸びるなぁ”と感じます。

3cmハイトのBontrager Aeolus 3 D3: ヒルクライム用
7cmハイトのBontrager Aeolus 7 D3(このホイール):平坦+トライアスロン用

この2セットあれば他に変なホイールは要らないなと。または、5cmハイトで全て1本で済ますとかでもよいかな。D3のチューブラー版のハブは実に良く回り良い感じです。どうやらクリンチャー版もこのDT180ベースのハブになることが”たまにある”という情報が・・・。

さて、今週末からロシア方面にロケット関係の調整で出張してきますので、10日ほどブログを更新停止です。現地でランニングでもトレーニングができるかが一番の心配事。

出張後、カンパの魅力(その3:ホイール)あたりを更新予定です。

初の大井埠頭トレと若洲朝トレ

実は大井埠頭に行ったことがありませんでした。少し問題がありましたよね。それで避けていたのと、自宅からは何となく出にくいかなという印象で行く機会がありませんでした。今回、大井埠頭でのトレーニングのお誘いを受けて初入りしました。自宅から10kmで若洲と距離的に変わらなかったという事が判明。到着までに信号も多いですし、最後大井埠頭に入っていくところの立体がややこしく、少し面倒な感じでした。埠頭に入ってしまえば広々として走りやすい場所ですね。路面状態は、所々凹凸があったりして多少道が悪いところがありますが、走りやすい道でした。

トレーニングに誘ってくれた変態トライアスリート(アイアンマン)と、名前は書けないけど某トップレーサーも含めグルグル開始。当たり前ですが乗り方が綺麗でもの凄く乗り方がシャープで格好良かったです。パッキパキでした。こういう機会は良い経験になり有り難いです。

少し時間が経って、今度は別のジャンルの某トップアスリートと合流しグルグル開始。やはり凄いパワーでした。バッキバキでした。世界で戦ってきている人達は違いますね。いやはや良いトレーニングになりました。普段の朝トレからちゃんと回して行かないと彼らと差が開く一方ですね(トレーニング云々で、レースで張り合えるようなレベルの方達じゃないけどさ)。ちょいと携帯品の関係でクリンチャーにせざるを得ずMadone + ENVE 45クリンチャーで参加しましたが、こんな貴重な機会ならAeolusで参加すべきでした。少しでも反則飛び道具使っていかないと(笑)。

さて、大井埠頭トレは先日のお話でした。

今朝の朝トレは相変わらずの若洲海浜公園。距離的に大井埠頭と一緒ってことは分かったけど、やはり自宅からの出やすさと若洲の風景の綺麗さを考えると、朝トレはこちらかなという印象。
もう随分寒くなってきて、シューズカバーも厚手のグローブも使っています。雪国の人から見ればチョロい寒さかもしれませんが、それなりにスピードも出ていますし。どんなに寒くなっても、日が短くても、減らないのが釣り人です。彼らの釣り好きは大した物です。

今朝はSuperflyで行ってきましたが、相変わらず良いバイクだなぁと感心しながら。10kgの車体重量なのでMadoneから比べれば4kg、スピコンから比べれば2kg違うわけですが、ウリのBB95がとにかく良くて、太く軽く包まれているようなBBで、回していてもとても気持ち良いのです。タイヤが太くて空気圧も低いので振動吸収は言わずもがな。寒くてカチカチになってくる季節は体に優しいです。

さて、トレーニングの時も、通勤時の時もそうですが、車道を走る際にマスクをしないのはどうなのかなと思っています。以前ブログでも書きましたが、私は朝トレ時・通勤時は、使い捨てマスクを必ずしています。 排気ガス対策もそうですし、この時期は乾燥冷気が直接のどに入るのも良くないですし、少し酸素が取りにくいのでトレーニングにも(?)なるし、見た目以外どう考えてもしたほうが良いかと。東京などでは、そのマスクも2~3日敢えて交換せずに使ってみれば如何に空気が汚れているか明確にわかります。トレーニング時間も毎日1時間以上になるし、マスクは必須かなと思っています。都内で見かけるローディーがみんな、(自転車用でもなんでも)マスクをせずに排気ガスの中を走っている姿をみるので体に悪そうだなぁと。おそらく20~30年後にはガソリン車は激減し、そもそも排気ガスって何?っていう時代が来ると思います。昔よりはエコカー競争で相当排気ガスも低減されてきましたが、0になる時代が来ることを考えると、都内で自転車に乗るときはマスクが必須だと思うんですけどね。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その3)

今朝の朝トレも若洲へMadone + Bontrager Aeolus 7 D3 (チューブラー)で行ってきました。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その1)
Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その2)

上記2つの記事でも述べましたが、本当に素晴らしいホイールで実に気持ち良く乗っていて楽しいです。とにかく、シャキシャキの加速し易さでちょっとスピードに乗ればふわっと伸びて行く。・・・というような抽象的な表現をはじめたらこのブログも残念な感じになってしまいますが、このホイールばかりはまさにこんな感じで明らかに良い。実にお勧めのホイールです。

ODのトライアスロンでは、ロードバイクで出場されている方も多いと思うのですが、Madoneなどにこのホイールを付けるだけでも随分変わるのでは無いかと。アイアンマンに行く際には、スピコン+このホイールで完璧かと。

若洲のいつものストレート。朝トレかなり寒くなってきました。

7cmという高さは(急坂が続かなければ)実に良い感じ。ディスクホイールに慣れてしまったためか、このホイールで横風でふらつくことはほとんどないです。

この写真を見れば、タイヤより明確にリムが太いのが分かりますね。このタイヤと太リムの段差を埋めるのが流行っていますね。Mavic CXR80や、今度Bontragerから出るクリンチャータイヤR4 Aeroなどもしかり。やり過ぎな気がしますが、効果が”走りに影響するか?”は興味があるところです。

あとは、各方面で絶賛されているMavic CXR80と是非比較したいです。The Bike Journalでは、Superfix EvoにCXR80を履かせたバイクがあるので、近々Aeolus 7 D3あたりと比較やってくれないかな。

チューブラータイヤにシーラントを入れるのをやめました。

Lightweight Autobahnは、ディスクであるため窓の角度的に入れるのが面倒でシーラントはあきらめました。そしてBontrager Aeolus 7 D3 チューブラーも、タイヤを貼る際にシーラントを入れるのが面倒になり入れませんでした。そもそも不要なのではないかと。

NoTubesのシーラントを今まで入れてきましたが、そもそもこれが効いているのか実感がなく、そろそろ入れるのをやめようかなと思っていたのでちょうど良いタイミングかなと。

・シーラントの効果を実感としてよく分かっていない
・替えタイヤを持って走っている(+チューブラーテープ)
・バルブ内部が詰まる(特にバルブエクステンダー使用時)
・(上記に関連して)空気が入れにくい
・空気を気軽に抜くのができない(固まっちゃうので)
・タイヤを貼るときにシーラントを入れるのが面倒くさい
・あるプロライダー、ジャーナリスト、インプレライダーさん達の、”良いタイヤはあんまりパンクしないよね”という言葉を聞いて。
・そもそもツーリングに行ってきてパンクなく帰ってきた時にタイヤ表面をチェックしていないので、仮にシーラントがあったから帰ってこられた→新品タイヤに張り替え:この作業をして、初めてシーラントの恩恵を得られるのにチェックすらできていない。
・(ちょっと重くなる)

きっとこの記事の直後にパンクする気がしてならないのですが、良いタイヤはパンクし難いという個人的+プロの経験と、替えタイヤを持って走っている以上、シーラントは不要であると考え入れるのをやめました。こういう点で入れた方が良いよなどアドヴァイスあれば教えてください。

それにしてもBontrager Aeolus 7 D3 Tubularホイールはとても素敵です。また紹介します。

Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その1)

昨年(2011年)冬期に発売を開始したBontragerのカーボン極太リム幅ホイールAeolus D3シリーズ。Bontrager/TREKが持ち前のカーボン技術はもちろん、数値シミュレーション、風洞実験などを経て気合いを入れて開発したホイール群です。リムハイトは3cm, 5cm, 7cm, 9cm。それぞれクリンチャーとチューブラーを用意し、しかも前後独立して購入できるので、組合せは柔軟に構成できます。

(米国Bontrager公式サイト: 英語) Bontrager Aeolus D3

TREK JapanのAeolus D3がそれなりに解説してあるページ(こんなに良いホイールなのに、ちゃんと解説した日本語ページはない。残念すぎる。詳しい解説なら、英語サイトを見た方が良いです。)

D3 = Dual Direction Designの略らしく、イマイチキャッチーな名前ではありませんが、かなり空力に関して追求したらしく、Zipp, Hed社の同クラスディープリムを完全に空力特性で上回る結果を発表しています。結果をそのまま信じれば、現時点で張り合う相手はMavic CXR 80だけでしょうか。

Aerodynamic Development of the Bontrager Aeolus D3 Tubular Wheel Line 
(PDFファイル)

空力特性・・。どうなんでしょうね。ホイールだけで議論すればまだまだ改良点はあると思いますが、なにせライダーの体は風を受けるので・・・・と言ったら議論が終了してしまうので、空力特性は重要ということにしておきましょう。少なくともレースでコンマ秒で争うならわずかな空力特性も良いに超したことはありません。ホイールエンジニアとしては追求して当然です。アイアンマンなり180kmの平坦をただ走り続けるなら、コンマ秒が、数秒・数分となり効果があるでしょうね。

 TREK Madone 6.9 SSL (2011) +  Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular

D3ホイールは前後独立して購入でき自由度が高いのですが、デザインに関しては制限があります。ホイールとして単品で買う際には、スポークの色は黒、”Bontrager”のロゴの色も白になり他のカラーは選べません。Project Oneで完成車を同時に購入した時のみ、スポークは白くになり、”Bontrager”のデカールも色を9色から選ぶことができます。白スポークはかっこええのですが、単品では購入できません。

今回”Bontrager”の文字カラーが赤のバージョンです。ちなみに全てデカールは”シール”なので剥ぐことができます。TREKユーザー以外でも剥いでしまえば、この高性能ホイールの恩恵を得ることができます。私もTREKバイクを買うまでは、Bontragerは正直ダサいと思っていましたが、TREKユーザーになっちゃうと全く気にならなくなります(あたりまえ)。さらに堅実な物作りで、むしろ好きなブランドになりました。コロコロ印象は変わるものですね。(おそらくイタリアンバイクなどに乗っている方は、ボントレガーはなぁ・・と思っている人がいらっしゃるのでは?)

ニップルは写真で見にくいですが外から調整できるのでチューブラータイヤが貼ってあっても振れ取りは可能です。BontragerはTREKジャパンが完全サポートしてくれるので、おそらくスポーク一本単位で修理は可能かと思います(たぶん) Lightweight, Cosmic Carbone Ultimate, Mad Fiberなどの修理が困難なスポークとは違い、普通に入手可能なDT Aeroliteスポークなのでメンテナンス性は極めて良好です。

写真の黒のバルブエクステンダーは付属していました。他にはクイックリリースと、バルブエクステンダーを回す小さい”Cの字”のパーツ、そしてホイールバックとマニュアル・・。内容物はそんなものだったかな。

ハブは、チューブラーとクリンチャーで違う様です。少なくともチューブラーがDT180 (OEM)で、クリンチャーはそれより1つグレードが下がる(DT240s???)です。詳しくは知らないので、クリンチャーをご検討中の方は一応ご留意くだされ(といっても何ともならんけど)

現時点でのデフォルトのフリーボディは、Shimano/SRAMの10sだと思われます。一方で、Shimano 11sフリーボディ、Campagnolo 11sフリーボディーも販売していますので、交換すればいずれにも対応可能です。少し経てばShimano 11sがデフォルトになるのでしょうね。DT180 / DT240sのフリーボディは共通の様なので、TREK経由で買わずとも直接DTのパーツとして買えば良いのではと思います。私は当然のことながらカンパフリーボディに変更。引っ張って抜いて、また差し込むだけ。交換は簡単です。

参考:DT Swiss Rotor kits Road Campagnolo
http://www.dtswiss.com/Accessories/Rotor-kits


超極太リム(27mm)で、コンチコンペ(22mm)より両側2~3mmリムの方がはみ出ています。これによりブレーキの調整が面倒です。ここまで太くする必要があるかは疑問ですが。乗っていて安心感・安定感があるのは事実です。

これだけ太いのでブレーキのセッティングは他のホイールと共通にすることはできず、すんなり交換というわけには行きません。Bora/Hyperonあたりと交換する場合はワイヤーの調整まで必要です。Madoneはともかく、Speed Conceptは最悪のメンテナンス性のブレーキなので、全く替える気になりません・・。

このホイールに関して、スポーク数と質量を比較してみると、

・Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular : 18/24H, 660/795g
・Campy Bora Ultra 80 : 16/18H, 715/825g
・Campy Bora Ultra Two : 18/21H, 565/745g
・Lightweight AUTOBAHN Disc : 780g

質量だけで見れば、Bora2とBora80のちょうど間に入り、LWのディスクとは(後輪)同じ位です。

さて、実際に乗ってみるとこれが実に素晴らしく良い感じ。記事のタイトルが(その1)なのはまだまだ全然乗りこなしていないので、続編で紹介したいと思います。ハッキリ言ってかなり良い感じで、一発で気に入りました。まず、Madoneでいろいろ試して、(面倒ですが)スピコンに履き替えてTTバイクで試してみようと思います。D3 3cmの軽量チューブラー(1150g)をヒルクライム用に、平坦コースやトライアスロンはD3 7cmがあれば、この2セットで全てが事足りるのではと思いました。少なくとも、Bora Ultra 80のようなマッタリ感は全くなく、LWディスクとは質量が同じでも、ここまで違うのかというほど、さっと加速でき、スラロームをしても本当に安心して体を預けてゆけます。いろいろな場面で使うのが楽しみです。

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2012/11/15 次記事更新:Bontrager Aeolus 7 D3 Tubular (その2)