BIKEFITから2週間経っての感想。

このブログの記事でも書いたように2週間前にトレックストア六本木でBIKEFITを受けました。主にクリートの調整を行いました。

参考記事:BIKEFITを受けてクリートの調整をしてきた@トレックストア六本木

調整後の2~3日は若干クリートウェッジやオフセットプレートなど大きく調整した右足に違和感がありましたが、2週間も経つと全く違和感がありません。
先週末に、バイクの調整も兼ねてストアを訪れて再度チェックしてもらいましたが、特別1週間で崩れることもありませんでした。

また前回の記事でC階段さんがコメント欄で質問していたクリートの前後に関しても、横からレーザーを当てることで(結果的には調整不要でしたが)確認することができました。


レーザーが見えますかね?こんな感じで横からレーザーをあてて、サドルの位置やクリートの前後位置を調整します。


良いタイミングの写真ではありませんが、前からも両膝あたりを通る縦のレーザーを当てて、膝が変な風にブレていないかなどを計測します。

2週間経って全く違和感はなくなりましたが、これでロングなど疲れずに済むなら儲け物です。ナイスなサービスだと思います。
SpeedPlay以外のクリートにも対応していますので、興味があれば是非。

 

BIKEFITを受けてクリートの調整をしてきた@トレックストア六本木

TREKのロードバイク、MTBを購入したトレックストア六本木で、BIKEFITサービスを開始したということで、早速サービスを受けてきました。

BIKEFIT公式サイト:http://bikefit.jp/
トレックストア六本木でのBIKEFITに関する記事:http://www.trekstore.jp/roppongi/news/2012/06/post_173.html
*要予約。事前にお店に電話して欲しいのと事です。

要するに米国のBIKEFIT SYSTEMS社のバイクフィッティングスキームで、その測定方法、クリートウェッジ(クリートの調整シム)での調整を行ってくれるサービスです。詳しくは知りませんが、おそらくBIKEFIT公認の講習会(一般人参加不可:ショップ店員のみ)を受けた方が、そのお店でサービスを展開出来るようです。お世話になっているトレックストア六本木もその1ストアになったようで、早速受けてみました。

ちなみにBIKEFITは日本でも多くのお店で受けられます。ショップリストは以下のリストを参照。
BIKEFIT | バイクフィットショップリスト
http://bikefit.jp/shoplist/

(本当は小笠原選手兼ナショナルコーチに頼めば良いのですが、私のレベルが低すぎて気が引けてしまう・・(笑))

さて、私は今までテキトーにペダリングきましたが、こういうサービスを受けると如何にテキトーか客観的に分かりました(笑)

シューズ:S-works Road Shoe + BG High Performance Footbeds (++Blue)
ペダル:Speedplay Zero (Stainless) + 標準クリート(クリート位置テキトー)

トレックストアに、上記シューズ(フットベッド+クリート付き)と共にMadoneを持ち込み、ローラーに固定。両足の足の指と膝の位置にマークを付けて、前方から直線に見えるレーザーを当てます。その状態でペダリングすると膝がどれだけ倒れ込んでいるかなどがよく分かります。

1)レーザーを使って、現状のペダリング状況(膝の動きなど)をチェックするサービス
2)上記の結果を元に、クリートの下にシムなどを差し込んで膝の傾き・動きなどを調整するサービス
3)ステム・サドル?などを調整するサービス

とりあえず、私は1)、2)を受けて、現状の確認と、調整を行ってもらいました。ちなみに、ペダリングの悪さはもちろんその人の癖もあるかと思いますが、私のように右足(右足首)がそもそも傾いていたり、右足が左足に比べてわずかに短い(それも今回の計測で判明)人は、その傾き・オフセットを修正しながらペダリングしているので無駄な動きが多いわけですな。ちなみに私は右足がわずかに短いので、サドルを後ろから見るとレールが右下がりになっていました(ずっとそれで乗っていたのでレールが塑性変形したのでしょうね)

そこで、右足首の傾きを調整するシムと、右足の短さ(笑)を調整するオフセットをクリートの下に挟み込んで調整してもらいました。調整後のレーザー測定では、”まぁ、完璧ではない”ですが、随分改善しました。


試走している様子。青いラインが、今まで”テキトー”に留めていたところ(持ち込んだ状態)。緑のラインが今回BIKEFITでのクリート位置調整の場所。


紫色の部分が傾きなどを調整するためのシムを挟んでいる様子。この紫のシムの更に奥に、右足が短い分だけのオフセット(黒)が挟んであります。

この状態で試走したのですが、写真の通り左足の先のカーボンソールが既に割れているのと、クリートも傷だらけなので交換することにしました。


購入したまま(参考記事:S-Works Road Shoe Neon Red LTD (2012)がど派手だった件。 )実はもったいなくて卸していなかったRed Neonの限定カラーを遂に使用開始。クリートも新しいものを(今回で5世代目のクリート)


自分が将来位置を確認するための備忘録写真。


(クリートみえないけど)最期の新品の姿。限定カラーなので新品は二度と出会えず。

さて、3日ほど朝トレをやった感想としては、やや右足首に違和感があります。そもそも傾いている状態で修正しながらペダリングしていたわけで、その修正が無くなるとペダルの癖としては違和感があるわけで。ストアのフィッターの方も最初の一週間は違和感が出るかもといっていたので、とりあえず様子を見てみることにします。

ここで感じる事は、レーザーによって膝が極力綺麗にまっすぐ下りるように修正を掛けるわけですが、果たして”それが良いのか”という点は考えないといけないのかなと。まぁこれは世界的に(?)行われているBIKEFITでそうなっているので、人間工学の素養ゼロの私がその点を議論するつもりも疑うつもりもありませんが、ペダリングという動作において膝がまっすぐ下りることが最適なのかは知識として調べておきたいなと(それを前提に調整が入るので)。あと、右足首が傾いている、右足が短いなど、まぁ先天的なものかもしれませんが、なんかトレーニングなり整体で治せるなら個人的にはそちらを修正して、シムなどを含まないフラットなセッティングでまっすぐ回せるようにしたいなーという気持ちはあります。人間完全に対称、同サイズってことは無いのかもしれませんが、矯正できるものなんですかね。

そういえば、s-works road shoeをスペシャライズド・コンセプトストアで購入する際に、簡単な足の倒れを計測して、”++ Blue”の青パッドを中敷き(インソール)しています。これが6300円もするという超高い商品。なので、この中敷きで傾きは調整できていたのではないんかい!という突っ込みも少しありましたが、そもそも両足の傾き角が違うわけですから、両足”++Blue”を掃いてもしょうが無い気もしてきました。今回は”++Blue”パッドを入れて調整しちゃいましたが、そもそもこのパッドが高いので、標準パッドの状態でクリート調整しても良かったのかなと今更後悔してみたり。

あと一つ思ったのは、C階段さんのブログ記事”Sidi Ergo3 SpeedPlay専用モデル”でも紹介されているように、最近はスピードプレイ専用ソールのシューズが出始めていますよね。コンセプトはソールとクリートまでの距離を短くし、ダイレクト感の向上です。まぁ少なからずクリート高は低い方が良いとは思うのですが、今回の調整後はシムなりオフセットなり挟んだ状態ですので足位置が高いです。この辺も気になりました。(大した事ではありませんが)それにしても大きくクリート高さが変わるとISPフレームユーザーは大変ですよね。私はLITESPEEDでISPに十分に痛い目に遭いましたので(笑)今後もISPフレームは買いません!

とりあえず自身のペダリングをチェックするだけでもBIKEFITは受けてみても良いかもしれませんね。 あとspacewalkerのブログを見て受けに来ましたと店員さんに告げれば、”ああ、そうですか”と言ってもらえると思います(笑)。

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2012/06/07 : 追記:関連ブログ記事を追記。BIKEFITから2週間経っての感想。

S-Works Road Shoe Neon Red LTD (2012)がど派手だった件。

自転車の靴ですが、左足先のカーボンが剥げて、そろそろ靴下が裏から見えそうな状況になってきました。
使ってきた靴は、S-WorksのRoad Shoe (2011)の黒です。

参考:ロードバイク用靴を新調してみた。S-WORKS Road Shoe

この靴のすばらしさは上記記事に譲りますが数千キロ走ってきてもやはりとても素敵な靴だと思います。
購入時よりも締め上げるワイヤーが若干走行中に緩むなどありますが、大きな問題にはなりません。走行中にも締められますし。
カチカチっていう不連続な締め上げの靴をお使いの方は、この靴を使ったら戻れないと思います。

さて、2012年モデルでも基本変更はありませんでした。が、去年もあった限定カラーバージョンSpecilazed S-Works Road Shoe Neon Red LTD (2011/2012)があったので注文しました。
ウェブで見たときは相当格好良くて、実際に見てもかっこいいのですが、ちょっと派手過ぎました。走行中は良いのですが、新幹線輪行とかでジャージ・レーパンが黒基調に靴だけネオンレッドって痛い人じゃないかと思いました。しかし、新幹線にジャージとレーパンの時点でそもそも終わっているので、気にしなくてもいい気がしてきました。

限定なのでもう売っていないかと思いますが、派手靴でも大丈夫な方は是非に。

クリックすると拡大。

ロードバイク用靴を新調してみた。S-WORKS Road Shoe

2012/02/22追記:関連記事をアップ:”S-Works Road Shoe Neon Red LTD (2012)がど派手だった件。

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長いこと履いてきたボントレガーの靴から、S-WORKS Road Shoeというのに変えてみました。

公式サイト:S-WORKS Road Shoe
*スペシャライズドのページってなんであんなにダメなんですかね。トップからシューズのページはリンクが切れているし、酷いと思います。


(手振れているんだけど・・・)

外苑にあるスペシャライズド・コンセプトストアで実際に履いて確認。さらに土踏まずの形状を測定して、ペダル最下点における膝の倒れ込みを抑える中敷きも同時に購入。この中敷きがレジで値段を聞いてびっくり。あまりに高すぎる。こんなもの最初に付いているのを抜いちゃうんだから、タダでつけてくれればいいのに。この中敷きの値段には正直呆れた。ちなみにTREK, Canyonユーザーですが、S-Worksを買うのは全く躊躇無し。

さて、シューズの性能は本当にびっくりしています。大満足。まず軽い(片足235g:カタログ時)。今までの靴が重かったからとても軽やか。このシューズの一番の感動はワイヤーでリニアに締め上げられる仕組み。本当によく足にフィットする。素晴らしい。
というわけで、中敷きは高かったけど、良いシューズに出会いました。