月別アーカイブ: 2011年3月

葛西臨海公園でパンク!萎えました。

さて、Madoneのシェイクダウン二日目。今日も足に無理を掛けないように、葛西臨海公園→若洲→お台場のいつもの40kmコースと思い出発しました。

すると葛西臨海公園に到着直前のある何ともないカーブでリアタイヤが横滑り。あれ?と疑問を思い200m先のベンチで停止して休憩。
水分をとって出発しようとすると、ん??後ろタイヤの空気が抜けてる!しかも思いっきりゼロ。先ほどの横滑りはこれか・・と思いました。

使用していたタイヤは、Vittoria CORSA EVO CX II (320tpi)チューブラータイヤです。NoTubesを30cc入れてあり、一応パンク防止に少しは役に立つのではと期待していました。

ピンチなのは所詮40kmのショートライドということで替えのチューブラータイヤを持っていなかったことです。外でチューブラーのパンクは初めてなので少し血の気が引きました・・家から約11km。こりゃ引いて帰るのかと。
とりあえずタイヤをチェック。しかし明確な穴が見つかりません。もともとこのタイヤは常にスローパンクしているようなタイヤで、1日経つと1~2bar空気が抜けるタイヤで、週末入れて、平日乗らずに、次の週末には全て空気が抜けきっているタイヤです(笑)。私のタイヤ個体差ではなく、CORSA EVO CXIIがそうらしいです。

まずハンドポンプで気合いを入れてがんばりました。NoTubesも入っているし、ハンドポンプで入れながら何とか家に帰ろうかと思いましたが、100mも走ればクニャっと・・。というわけで走行不能です。Bora Ultra Twoをリムで走る勇気はさすがにないので、走行は諦めました。

とりあえず困りながらも葛西臨海公園駅まで引いて行き、タクシーの運ちゃんに相談したところ、タイヤを外せば乗せてくれるとのこと。助かりました。2つのタイヤを自分と一緒の後部座席に。フレームをトランクに入れて、トランクの蓋を中途半端に閉めて(バンドで締めて)運んでもらいました。本当に助かりました。タクシーの運ちゃんによると”葛西のタクシーの運転手ならみんな乗っけて上げるよ。他の地域のタクシーは知らないけど”と言ってくれました(笑)

さて家に帰ってタイヤのチェック・・・。空気を入れてみるとものすごく小さな穴から空気が明確に漏れています・・・。なんかこの位の小ささだとNoTubesでふさがらないの?と突っ込みたくなくレベル。やっぱりあまり過信してはいけませんね。

しかしここは反省点も多いです。昨日のシェイクダウン時に8.5barを入れて走ってきました。そして今日出発前に後ろタイヤだけ3bar位になっていました。毎日1~2bar落ちるタイヤとはいえ、確かにあの時にあれれ?減りすぎているなと思いました。ちゃんと兆候はあったのです。それでたった10km位の走行ではありますが、その穴を広げちゃったのかもしれません。走行距離も1500km程度でまだ新しいタイヤですし、ショートライドということで甘く見ていました。今後は、もっとまともに入るハンドポンプ(笑)と、替えチューブラーを持ち歩くように心がけます。

2011/03/31追記:Continental Competitionチューブラーに交換しました。このタイヤは、性能は抜群のようですが、ハメにくさで皆さん苦労されているようです。私は、HUQ’s Blogさんの”チューブラータイヤの填め方”が最高に参考になりました。リムへのタイヤ乗せは、この記事を参考に2~3分で上がりました。CORSA EVO CX IIとは全然違うタイヤですね。楽しみです。

TREK Madone 6 SSLフレームセット

2011/05/30: 追加:関連記事を投稿しました。TREK Madone 6 Series SSL フレームセット重量

********* 本文は以下より *********

LITESPEED Archon C2からフレームを交換することになりました。LITESPEEDはBB回りに問題があり補修・補強修理中(カーボン専用業者)です。
BB30 -> 標準BBにシェルをロックタイト+圧入埋め込みで補修も含め問題なさそうなので、外されていて保管されていたDuraAceを付けて、知人にかなり良い条件でドナドナして行きます。

新フレームセットは、TREK Madone 6 Series SSL (Frameset)にしました。正直言って、このフレームの決定は速攻で決まり、むしろ他の候補を選ばない理由を、いろいろ考えた次第です。

まずMadone 6 SSLを選んだ一番の理由は、アンディ・シュレックフランク・シュレックファビアン・カンチェラーラなどが所属するチームLEOPARD TREKの影響です(ミーハー)。LEOPARD TREKは、ルクセンブルグのプロ・サイクリングチームですが、ご存じない方向けに解説すると、非常に優秀な選手が揃っておりチーム総合力でトップクラスを備えるチームです。まぁ、言ってみれば今年のツール・ド・フランスで、落車なり何かトラブルが多発しない限り、最終日に一番先頭で走っているはずのチームだと思っています。
今回フレームを選ぶ時にせっかくならその年に一番速くツール・ド・フランスを駆け抜けるフレームに乗ってみたい!というどうしようもない単純な理由でした。


Driven: Episode 1. LEOPARD TREK, Fast Faster Fastest (是非Youtubeに飛んでHDで!)

さて、Madone6とMadone SSLの違いですが、SSLの方はOCLV HexSLという新しいカーボン素材を使い、塗装も新しいものを使っているとのこと(カタログによると)。フレーム+塗装の変化で100g減になっているようです。HexSLは航空宇宙で使われている素材ということで、我々宇宙工学の世界では有名な・・と言いたいところですが、HexSLという名前だけでは聞いたことないんですよね。どちらにしても、旧来のOCLV2で使っているカーボンに比べ、振動吸収性、強度に優れているとのことです。ちょっとURLを失ってしまったのですが、海外のインタビューサイトでは、SSLにより素材を変えて強度・剛性を上げたわけではなく、Madone6と同じ剛性・強度を選るのに素材を少なくすることができたので軽量化につながったと書いてありました。なるほど、FEM解析をしていれば、Trekにおける各部に必要剛性・強度は数値で出ているわけであり、その数値を満たす最低限のカーボン素材量で良いってわけです(サイトを見つけたらまた掲載します。英語サイトでした)。他にもフォークの先っぽ(ステムでクランプするところ)までSSLはカーボン化するなど細部まで追求しているようです。

さて、他社で一瞬候補に挙がったのは以下の4フレーム。
BMC impec:とてもかっこいいのですが、高価なのとフレームセット購入ができない様なので却下しました。最近のクラシックレースを見ているとBMCチームはジャージも含めかっこいいですね。
S-Works Tarmac SL3:やはり去年のツール・ド・フランスを獲ったフレームは一瞬考えました。去年個人総合の1位のコンタドールと、2位のアンディ・シュレックが乗っていたわけですから性能的に見ればトップであることは間違いなしです。しかしMadoneに比べて(個人的なイメージで)レーシー過ぎて私のような趣味ライダーで乗るのはないかなと・・・。あとデザインが個人的にあまり好きではありません。また拝読させてもらっているタマルパ山通信さんなどのTarmacとMadoneの比較なども参考にさせていただき、Madoneにしました。
S-Works VENGE:VENGEは春のクラシックレースに向けていきなり投入されましたよね。先日のミラノ・サンレモでデビュー日に優勝したバイクです。つまり、私がフレームを選んでいた2月上~中旬ではまだ情報が少なく予想できませんでした。マクラーレン(McLaren)と共同開発で空力を計算したらしく、魅力的なフレームではありますね。ただ、VENGEの情報があったとしてもMadoneにしたのかなと思います。今年のツール・ド・フランスでVENGEに負けて欲しくないです(笑)
・Time RXRS Ulteam:やはり候補にあがりました。RXRSのBlack Labelにカンパのグループセット+Boraをつけると私が知る限り最もかっこいい自転車(参考:Test Ride & ♪@fuk@サイクリング日和)だと思うのですが、皆さんのインプレを見ると、ちょっとTimeを選ぶのは躊躇しました。あと、全く問題はないのでしょうが、個人的にBB30は勘弁って感じです。
Canyon Aeroad CF:さすがに2台ともCanyonはないかなと。逆に超お気に入りのCanyon Ultimate CF SLXとMadoneとの差を感じてみたかったというのがかなり大きな理由です。これ以上に素晴らしいチャリンコというのが存在するのか?という興味です。私がカンパ好きなのも、シマノDuraAceとの比較で個人的に差を感じて好きになったものですし。私は素人なので絶対的なインプレはできません。表現も難しいですし。しかし個人的な体感・体験としての比較はわかります。そういう意味で、Ultimate CF SLXとMadoneは今後どう差を感じるのか楽しみなところです。

色選びは相当に困難を極めました。Project Oneのシグネチャーカラー(Signature Color)で好きな色にカスタマイズするのも、それこそ何十種類も試して、あーでもない、こーでもないとしていましたが、最後は回り回って、セレクトカラー(Select Color)のWhite/Onyxになりました(笑)。ProjectOneで色を選びスクリーンキャプチャした画像にPhotoshopでBoraを画像合成して配色を確認するなどかなり悩みました。結果的にはちょうど1ヶ月で納品されたので、納期も速く(Signature Colorだと2~3ヶ月前後)良かったのかなと。実際に生で見ると塗装も相当に美しく、細かい曲線などのフレーム形状も綺麗でびっくり致しました。
ちなみに、LEOPARD TREKチームカラーを選ばなかったのは、単純です。チェーンステーにチームコンポスポンサーのSHIMANOの文字が・・・。Campagnoloユーザーの私はその文字は許せません(笑)というわけで、迷わず却下です。フレーム選択は上述の通りLEOPART TREKの影響ではありますが、さすがにチームカラーまで選ぶ勇気はありません。
またMadoneといえば、先日2回目の引退をされたランス・アームストロングさんの影響もありました(ニール・アームストロングじゃないですよ)。Madoneという名前は、アームストロングさんがよくトレーニングしていたという南仏にある”COL de la MADONE”という山の名前からとったそうです。そのアームストロングさんが所属していたTeam Radioshackも同じフレームを使っているのも1つの選択理由でした。

今回は、六本木ヒルズにあるトレックストア六本木で購入しました。店員さん皆さん大変丁寧に接してくれて、非常に親身に相談にのってもらいました。色選びに何度も待ってをかけたり(笑)、かなりいろいろな点でお世話になりました。Madone6はBB90というTrek独自のBBですが、ここにカンパのウルトラトルククランクを付けるのに、シール加工(行程)が必要です。BB30などいろいろBB回りには悩まされて経験してきましたが、BB90は扱ったことがなく、フレーム納品時にBB回り処理だけはストアにお任せしました。よってクランクだけ先にストアに渡しておいて付けてもらった上でフレームを電車で持ち帰ってきました。家に付いて、早速組み上げる前に記念撮影。

もううざいほど写真を載せておきます(クリックすると拡大)。Madoneの色選びで苦労したのは、Madoneの写真がネットで少なかった為です(ユーザーの多さに比べて)。真横からの写真ばかりで、色や塗装、表面状態、色々な方向の写真が少なく困りました。正直言ってCanyonの表面・塗装・下地状態とは比較にならないクオリティの高さです(アメリカのハンドメイドフレームです)。このあたりも含め今後Madoneを考えている人の参考になればと思い公開しました。

ここで1つ。フレームがどの国で製造されているから~~~なんとかだとかいうのをブログや2chなどで良く見かけますが、私は製造国は全く気にしていません。要するにそこの国で作っている人が、ちゃんと給料をもらってモチベーションを持って、フレーム製造という仕事にこだわりをもって作っているかに尽きると思います。今回のMadoneは米国手作りということですが、同じフレームの色違いの製作過程の動画がありました。


Building the Team RadioShack Trek Madone


今回のフレームサイズは56cmで(もちろんジオメトリの違いもありますが)、Canyon/Litespeedの58cmクラスから少し小さくしました。いつもこの2サイズの中間に股下が位置していて悩ましかったのですが。まぁ小さい方がフレームも軽くなって良いかなと。ジオメトリは、H2です。


とりつけてもらったクランクセット。


黒は、拡大してみるとわかりますが少しラメっていまして、大変綺麗な塗装です。


SSLはフォークのSteerer部が非SSLとは異なり、ステムの種類を選ぶ様です。Ritcheyステムなどにしようかと考えていましたが、
この辺は安全を考えて、Bontrager Race XXX Light HCM Carbon Stemにしました。要するにSteerer部を線や点接点ではなく、面で抑えるような形状のステムなら問題なしとのことです。


Duotrapというフレームに埋め込むケイデンス・ホイールの回転数センサが付けられます。
ANT+に対応しているので、Gamin Edge800で取得できます。Garminのケイデンスセンサはフレームの上についてよく曲がったりしていたのでこれは素晴らしいです。


私としてははじめてのワイヤーが中を通るフレームです。Nokonのワイヤーを使いましたが、結構苦労しました(汗)


サドルは、フレームカラーにあわせて敢えて旧モデルのBontrager inForm RXL Saddle。サイズは骨盤を計測してサイズSを選択。


フレーム製造日と、私の注文番号などが貼ってあります。私が注文を入れたのは2/22。フレームの製造は2月上旬になっていました。
セレクトカラーなので前もって製造開始していたのを、私の注文を受けて割り当てられたのでしょうね。Signatureカラーだと、きっと注文後の生産になるんでしょう(勝手な予想)


ヘットチューブの白は綺麗です。


HANDBUILT IN THE USAの文字が。


BB90は超極太で、インナーチェーンリングの中にチェーンが落ちないんじゃないですかね・・・?そのくらい迫っています。


ハンドルバーは、3T ERGONOVA LTD。このハンドルは感動しました。上ハンと下ハンがカタカナの”ハ”の字型になっているんですよね。カンパのエルゴパワーの握りやすさと、この”ハ”の字形状は抜群で、ハンドル回りの握りやすさは格別です。ドロップ量も少なくて、お気楽ハンドルです。
Nokonは白を2つ購入したのですが、なんと途中の部分が”金色”と”黒色”で違う製品が届きました(色自体は白なんですが)。まぁ、気にせずアセンブリしました。
何せTrekのインナーワイヤーフレームがやや特殊でNokonの説明書の解説が整合がとれない。というわけで付属している数あるNokonの追加部品をいろいろ組み合わせて対応しました(これが最適解なのかはわかりませんが、とりあえず問題なく付きました)

あと毎回感じていたのですが、確定的に分かったのは、私がバーテープ巻きが死ぬほどヘタです。今回のバーテープ巻きも残念極まりない・・・。少し乗ってワイヤー引き回しなど完全に問題ないことが確認されたらまき直します。


組み上げ完成。

さて重量ですが、写真の構成から”ペダルなし”で、”6.09kg”でした。ペダルを付けると6.29kgでした。6kg切りは実現しませんでした・・・。一方でMavic R-Sys SLならNoTubes(60cc = 60g)入りのBoraに比べて、もう少し軽いので6kg切りができるかもしれません。まぁ、このあたりは追求したら切りがないのですが・・・。きっと5年後は、個人でも5kg台は当たり前になっているのでしょうね。

これから走り倒してCanyonとの比較を試みます。