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朝トレをまったり再開。

落車して肋骨骨折をしてから2週間、昨日より朝トレを再開しました。普段の生活では全く痛くないのですが、寝ていると寝返りなどで痛くなり、起きたときに一番痛いというのが続いていました。それもこの3日くらい急に痛みが引いてきたので、昨日朝から低負荷で再開しました。

久しぶりのロードバイクは気持ちが良いですね。再開1日目は晴海埠頭へ。ママチャリしか乗ったことが無い人はこんな素晴らしい自転車もあるというのを知らずに死んでいくのね・・とか考えながら(笑


とりあえずLWのディスクホイールの反応チェックも含めて出発。とても良い感じだけど、何せ2週間ぶりなので体力が落ちていることありホイールの評価は避けたいと思います。すくなくとも重い感じは殆どしませんでした。しかしLW付属のOEMのDT190sのラチェットはイマイチですねぇ・・・。カンパのCULTハブになれてしまうと音は下品だわ、転がり摩擦は大きいわで、残念な感じです。単品で打っているDT190とはどうやら違う製品の様で(?)、改善すべきパーツがあるか調べてみようと思います。それにしてもディスクってすげー音がします。ゴーっと。あと音がディスク表面で反射するので、ビンディングを外すときのバチンという音も響きます。とりあえずホイールは問題なさそうでした。


二日目は、お台場までSuperfly Elite (2012)で。先日トレックストア六本木にいったら、ゲイリーフィッシャー氏がいて2013年のSuperfly SLの取材などをやっていました。
ちょいと2013 Superfly SLに乗ってみましたが、ヤバイですね。ちょっと2012年モデルを買ったのは失敗でした・・・と言わざるを得ないほどの進化。もう完全にロードバイク並の軽さ。私のSuperflyは軽い29er MTBという印象に対して、2013 Superfly SLは少し重いロードバイクという印象です。1kg以上軽量化されるともう自転車の表情が全然ちがいますね。ロードバイクにもう投資先がない方は、是非Superfly SL (2013)のHTを!(笑


朝から入道雲がもくもく立っていました。久しぶりに雨でも来そうな天気でしたが、この時間は良い天気で綺麗な青空でした。

骨折する唯一のメリットは、人間が何かアクションする際に骨折箇所をどう使っているのか明確にわかる点がありますね。現在の状況で朝トレをしていると、まず道路の段差があればやはり肋骨に響きます。あとはダンシングも痛いほどではないのですが、ピリピリくるのでダンシングでも肋骨は使っているなと。あと私の骨折箇所ですと、右ペダルが一番下にある時にピクっと来ます。実に面白いなぁと。

先日、NHKがウサインボルトの特集でその走り方を解析していました。彼はもともと背骨が曲がっているようで、足を出す際に体が傾いてしまいそれを補いながら走っているそうです。それが無ければ9秒前半は出るだろうと。あの番組を見るとボルトが如何に努力してあの超人的な記録を出しているか分かりました(ただの先天的な天才ではなかった)。先述の肋骨していると、痛みでどういう動きをしているか分かるように、いずれ脳波などが簡易な装置で測れるようになると自転車なり各種スポーツを総合的に解析できる時代がくるかもしれませんね。シャープなど日本の大手メーカーは是非脳波の分野に進んで欲しいですね。4K TV作っても大して売れないでしょうし。コンテンツもろくなものがないんだし。 200万円越えのテレビを買えるお金持ちは生活が充実していてテレビなんて見ていませんし(笑

とにかく、少しずつ負荷をあげて朝トレを骨折前の状況まで戻します。

Campagnolo Hyperon Ultra Two (Clincher)について。

最近はディープリムばかり履いていて、久しぶりにHyperon Ultra Two (クリンチャー)を履いて山岳コースを走ってきたところ(安中榛名駅~二度上峠~草津~渋峠~嬬恋パノラマライン~鳥居峠~実家ツーリング。そして2つの奇跡が起きました。)、やはり素敵だったのでちょっと書こうかと。

公式サイト:Hyperon™ Ultra™ Two clincher

最近のホイールの”ブーム”みたいなものがあるとすれば、このホイールはあまり注目が集まっていない部類なのかもしれませんね。カーボンで、ローハイトリムで、クリンチャーで、そこまで軽量ではないとなると、おそらく候補に入らない方も多いのではないかと思います。ちなみに質量は、580 + 765g = 1345g。

しかしこのホイールには、スペックだけでは分からない”良い物作り”を十二分に感じることができます。

この記事の全ての写真はクリックすると拡大します。表面の美しさをどうぞ拡大して確認してもらえれば(笑
ちなみに写真は最近導入したCanon Powershot G1 Xです。結構良く写っていますね。


ローハイトのリムなので、デープリム全盛(?)でフレームも太い現代バイクとはちょっと見た目がおとなしいですかね。しかしどことなく上品な感じ(笑


一見関係ないのですが、Hyperonのカーボンの表面の感じは、エルゴパワーのカーボンブレーキレバーとは質がちょっと違います(善し悪しの違いではない)。


表面はこんな感じのカーボン柄(柄というかカーボン生地)。少しブレーキシュー(ブレーキパッド)の位置が上なんだけども。
Bora Ultra TwoとBora Ultra 80はシューの位置は全く変えずそのまま使えます。しかしHyperonの場合はシューを2~3mm下げないといけません。
この調整が毎度面倒くさい。(おそらくクリンチャーリムとチューブラーリムの断面形状の違い。Hyperon チューブラーなら調整不要かな?)

どんなホイールもそうですが、このホイールに関してはブレーキシューの当たりとセンタリングは非常に精度良く行うべきだと思います。
トゥーインは基本的に駄目だと思います。キーキーなりますし、そもそもよく効きません。とにかくリム面にフラットにしかも正確にセンタリングしてやっと静かにちゃんと効くようになります。
調整不足ですと峠の下りなど盛大にウルサイ音がします。で、効かないし。


チューブのバルブがまがっとる・・・。デカールはカンパらしく単純なシールです。貼ってあるだけ。


Ultra TwoですのでCULTベアリング・ハブ搭載です。素晴らしいです。当たり?があるのですかね、私のHyperonのハブ回りは大変すばらしいです。


なめらかなラチェットサウンド(笑)・・・くっ、くだらねぇ・・・。:ちなみに半年以上ノーメンテ状態。


このひょうたん型のカーボンハブは非常に美しい物作りで見ていて楽しいです。このホイールには、峠に使っていますが11-23Tをはかせています。


フロントハブ。美しいです。Hyperon Ultra TwoとBora Ultra Twoのハブはこのようなひょうたん型の凝ったデザインですが、Bora Ultra 80のハブはなにせ手抜きっぷりがハンパないです。
ラチェット音も全然上品ではなく。とにかくBora Ultra 80は最近の50mm越えのディープリムブームにとりあえず作った感満載で、Hyperon2, Bora2のハブも含めた物作りの気合いが全然ちがいます。(全然ない)
Bora80を使って同じCULTでも善し悪しがあることがわかりました。まぁあくまで球とハウジングがセラミックなのがCULTなわけで、ハブ全体の作り込みは製品レベルで違うのでしょう。


(比較参考)Bora Ultra 80のフロントハブ。もうこの手抜きっぷり度はハンパない。なんだこれはと。Bora80を箱から出したときの絶望感たるや・・・。


Bora 80のリム表面も何となくツギハギだらけでテキトーな気が・・・・。

それに引き替え・・・↓


ハイペロンクリンチャーのタイヤを外したリムの状態。美しいですな。カーボンリムですが非常に堅いので別に危ないという感じはありません。
タイヤレバーが使えるのか質問を受けますが、Continental GP 4000sは指圧だけで余裕で入るので、タイヤレバーは使ったことがありません。まぁ使わない方がいいでしょうね。
ちなみにリム自体は超硬いので指圧で変形させられるようなものではありません。


この白い(銀色っぽい)スポーク2本は、この反対側にチューブバルブがあり、バルブの重さとバランスをとるためです。カウンターウェイト。


BMC SLR01 (2011)に付けた様子。リアスポークは、G3組になっていないのがポイントです。


Campy Tech Lab G3 System

G3組は、上記の紹介動画を見ても良い事しか言っていません(笑)。カンパとしては、それでもG3を採用しなかったのは何か意図を感じます。
実際に瞬発力は極めて良く、上りはもちろん平坦走っていてもとても気持ちが良いです。あれれディープリムってイラネーって普通に思いました(先日の山岳ツーリングでは)。
ディープばかり乗った後での感想なのでバイアス掛かっていますが、それでもこの踏み心地の軽さは本当に気持ち良くて、上品な乗り心地です。
これは是非ともチューブラーバージョンを乗ってみたいですね。
(*私がShamal Ultraあたりを乗ってみないとこの辺は比較判断ができないのが実状です。テキトウに思ったことを書いているだけですのであしからず)

このホイール(クリンチャーバージョン)の欠点は、冬期の峠の下りです。手がカチカチの状態で、しかも冬期なのでゆっくり下っている場合にリムがチンチンになってしまい、熱でチューブがパンクしないか心配になります。単純に心配しすぎなのかもしれませんが、美ヶ原や榛名山の10%を越える下り坂では途中でバイクを下りてリムを触ったときの熱さがハンパなく、これはちょいと怖いなと思いました。チューブラーだとまた違うと思いますが。山岳を意識されたホイールなので、素人の心配しすぎだとは思うのですが、そこだけちょいと心配しています。まぁ途中で休んでリムを冷やせば良いだけなのですが(冬なのですぐ冷えますし)

このホイールは最軽量の部類に入るホイールではありません。もう何年も経っているので古いというのもありますが、リムとハブとスポークが極めてコンベンショナルな組み方をしてあるので、仮にスポークが飛んでも修理が余裕で可能です。実際私も一度リアのスポークが飛んでいますが、カンパジャパンに問い合わせたところ3種類の長さのスポークが2本ずつ計6本入ったようなスポークを10日くらいで取り寄せられました。というわけで問題なく修理可能です。リムだけでも販売はしていますので、Lightweight, Madfiberなどに比べると修理・調整の利便性は高いです。が、ホイールって私くらいの走り方ではコケない限りなかなかフレないですよね。Bora2も全くフレてないですし・・・。LW知人ユーザーでも全然問題ないって皆さんおっしゃいます。まぁ買う前にフレの事を気にしていたら何も買えないのですがのですが、少なくともHyperon, Bora, Bora80は全パーツ取り寄せ補修可能です。Boraもリムのみの取り寄せができることを確認していますし。

ダラダラ書きましたが、ラチェット音からして上品で、踏み心地が何とも気持ち良く、近くで見てもどこにも手を抜いていない丁寧な物作り、ちょっと時代のブームから外れたフルカーボン・ローハイト・クリンチャーというスタイル、このあたりを総合しても良いホイールだなぁと思っています。

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もうちょっと書くと、今のカンパ製品で一番無駄にこだわっている(作り込んでいる)製品ってHyperonなのかなって思います。先日某人から、TREKにカンパは合わないよねってはっきり言われましたが(笑)、まぁ確かに見た目はそうかもしれませんが、作り込みっていう意味では実にマインドは一致している気がしています。CanyonもBMCも良いバイクですが(でしたが)、やはり細部に詰めが甘い箇所が多く、そのあたりでTREKよりはワンランク”作り込み”という意味で落ちるかなと個人的には思っています。その作り込みがレースタイムが関わるかは別問題ですが(笑)。そういう意味で、MadoneにHyperonの作り込みコンビは乗っても、眺めても良いバイクです。