ツーリングの記事の前に私が欠かさずチェックしているブログの紹介。
”初心者ロードレーサー”さんの、New Yorkでのロードレース参戦日記です。もともとソロでロードバイクを走り回り、レースに出始め、最近になってチームに所属して・・とNew Yorkでのロードバイク、レース、機材、人々、生活などの各事情が非常に読みやすく、ロジカルに紹介されていてとても読み応えのあるブログです。現地でのロードレーサーのカテゴリーで5→4にアップしチーム戦略なども入ってきてとても興味深いです。
私の退屈な内容とは違い、非常に面白いので是非ご覧ください。
*************** 以下、本記事 *************
ここからは、Road in New Yorkとは比較にならない、いつもの鈍くさいツーリング記事でございます。
今週末は、
東京→本庄早稲田:上越新幹線たにがわにて輪行
本庄早稲田駅(スタート)→伊勢崎市→渡瀬渓谷を渡瀬鉄道に沿って登り→日光東照宮→いろは坂→中禅寺湖→金精山の峠→オルゴール館椎坂→上毛高原駅
上毛高原駅→東京:上越新幹線たにがわにて輪行
というツーリングに行ってきました。峠(らしきもの)は4つ。
1つ目:渡瀬渓谷
2つ目:いろは坂
3つ目:金精峠:中禅寺湖→金精山への峠
4つ目:椎坂峠(少しの峠)
距離:186.2km
獲得標高:2994m
ルートラボ:http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=345bedee9fab306e8125a90e44589e50
東京も含めると、このあたり。まぁ、日光やいろは坂がありますから有名な場所ですよね。
今回は本庄早稲田で降りるため、ナウい新幹線ではなく、なんと200系。赤いランプがついているのは入線した直後だから。
この後、こちらを先頭に進むのでランプが白(黄色)になるはず。うーん。今みると古くさいというかレトロですね。かっこいいですけど。
コツはこういう手すりにくくりつけて振動しないように固定です。チャリを運ぶ際の肩に掛ける長いヒモを、手すりに回してから取り付けます。
しかし多くの場合それだけでは固定されないので、もう一本ヒモを使って、サドルのレースあたりを通して固定してしまいます。
よし、今回もばっちり固定と思ったら、すこしぐらぐら・・・。あれれ?と思って調べてみたら200系の新幹線の手すり自体が古すぎてグラグラしてました(笑
本庄早稲田駅到着。暑いです。東京よりもむしろ暑いのかな?という感じ。まわりはのどかなのに・・・。
板東大橋を渡っています。ここから埼玉→群馬に入ります。この橋は立派ですね。利根川(?)を渡る橋だと思います。
ここから伊勢崎市内を渡瀬渓谷まで通過するわけですが(約25~30km)、ここが結構面倒でした。
信号がとても多いのと、運転が雑なドライバーが“たまたま”(笑)多くて、危ないことが多数。右折が特に強引でびびりました。
わたらせ渓谷は、昔現代歴史などで学んだかと思いますが、途中に足尾銅山がある渓谷ですね。群馬の伊勢崎の端あたりから始まり、栃木の日光に繋がっている渓谷です。
また、わたらせ渓谷鉄道(わたらせ渓谷線)が、レトロな車両で走っており、道路沿いに”わたらせ鉄道に乗ろう”という看板が。経営難であることが容易に想像できます。
駅もレトロな感じなので、車両の撮影でもしようかと思いましたが今回は長旅なので先を急ぐことにしました。
自転車のツーリングの側面で考えると、この渓谷入り口から日光まで約60km程度約2~4%の登りが続いています。ほどよい登り感が好きな方は良いコースかもしれません。
草木ダム、草木ダム湖、草木湖(色々名前があるみたい)が途中であります。その展望台から。ちょいと逆光っぽいのでしらっちゃけていますが。
今回は天気も良くツーリング集団を多く見かけました。圧倒的にモーターバイクが多く、他にはロードスターだらけのツーリングなど。
チャリツーリングの集団は居ませんで、2,3人渓谷をすれ違いました(つまり既に登って降りてきたのか、日光の方から来たのか)
さて、淡々と登ってゆきます。60kmの長い登りですが、最後に少しずつ急傾斜になってきます(といっても最大で6~7%位かなぁ・・予想だけど)
峠を登る際の不安材料は、やはり水分とエネルギー補給を如何に確保するかだと、個人的には思っています。
エネルギーゼリーは、コンスタントに登っているときは、1時間に1本取るようにしていて(とりすぎ!??まぁ、ハンガーノックになるよりは良いかなと。登りだし)、水分はスポーツドリンクをボトルに切らさないように気をつけて補給しています。峠の頂上になるほど、店や自販機はなく、更に携帯も底辺のSoftbank網だとまず圏外になりますので、少し注意が必要です。
やはり、iPhone via Docomo環境を整えないと、何かあったときにヤヴァイかなと考え始めています。実際に最近登っている峠の頂上付近のSB網の圏外率はほぼ100%ですし。
この先には世界文化遺産の日光東照宮が。砂利道なのとチャリから目を離せないので今日はここまでで我慢。
さて、世界遺産の日光の社寺をさっさと後にて次に進みます。
次は中禅寺湖にむけて”いろは坂”を登ります。いろは坂は、2本の坂があり登りが”第二いろは坂”、下りが”第一いろは坂”となっています。
碓氷峠と同様にカーブ毎に看板があります。碓氷峠の180個のカーブとは違いカーブ数は少ないです。いろはにほへと・・と看板にマーキングしてあります。
こんな感じで2車線(先述の通り2本とも登り)を登ってゆきます。
拓海がインナーを落としたような(笑)カーブもありそうな感じですが、チャリとしては写真の通り、白線よりも外側は平行段差になりますので危険です。
碓氷峠の旧道と違って非常に交通量が多いです。勾配は碓氷峠よりもやや急かな?という印象。
途中二人のローディと、一人の女性クロスバイクがいました。女性の方は登れずに自転車を引いて歩いていました。
行楽シーズンだからでしょうか、途中から2車線とも自動車渋滞。その間をチャリで登っていくので、ドライバー&助手席から応援多数(笑)
距離も短いですし大した登りではありません。ただ道が悪いのと交通量が多いので碓氷峠より走りにくいかもしれません。
中禅寺湖到着。ボートが多量に出ていました。良い天気でした。
自転車ごとボートに乗せて・・とも考えましたが、時間がないのと、転覆したらいろいろ悲惨だなと思い断念。
(たぶん)男体山です。綺麗でした。2486mの火山だそうです。
さて、中禅寺湖から更に西に登ってゆきます。
途中で、写真のような戦場ヶ原を通りました。すごく綺麗でした。
さて、中禅寺湖から金精山(こんせいざん)に向けて3つの峠を登ってゆきます。金精峠というらしく、昔は修行の山だったそうな。
うーん。良い感じでキツイ。中禅寺湖から700mくらい上がります。
写真の先(上)の方に道が写っていますよね?
その写っていた道から、上の写真の地点を見下ろす。良い感じの登りで気持ちが良いです。
さて、ほとんど頂上の所で振り返ると湖が。これは中禅寺湖ではなく、その隣の湯ノ湖です。
さてこの金精トンネルの中央部が峠の頂上です。良い登りで気持ち良かったです。
金精トンネルを越えると一気に下りです。下りは超ゆっくり降りてきました。ちなみに頂上で着替えて、ジャケットを羽織りながら。
実際には金精峠も2000mありますので真夏とはいえかなりスースーしていましたので、風邪を引かないようにジェケットを。
ここで1000mくらい降りたところで、ミニベロに乗ったおじさまが、まさに降りてきた峠を登ろうとしていました。
時間も午後3~4時を過ぎていますし、まじであのミニベロで登るのか?とビビりまくり。地元の人でしょうか・・・。
なんか途中でスキー場を見つけました。サマーリュージュ?なりサマースキー?なりを多くの方が楽しんでいました。
夏のスキー場も綺麗ですね。
さて、ルートラボを引いている間は、先ほどの金精峠であとは下りだけだと記憶しました。
しかし、もう1個椎坂峠という小さな峠がありました。まぁ、大した坂でもないのですが登っていたら
なぜか2台の車にガンバレーという応援が(笑)。単純に嬉しいんですよね。こんな素人がダラダラ登っているだけですが、ああやって応援されると力が出ます。でその峠の頂上には、この花とハーブ館という建物が。
あ、ちなみにこの道路も日本ロマンチック街道です。この街道を最近走りまくりです。
上毛高原到着。夕方6:30頃に到着です。結果10時間少し掛かってしまいました。
今回も、自然がとても綺麗で、山登りもありとても楽しいツーリングになりました。
spacewalkerさん
すごい体力ですね。この坂の多い道を180km走るんですか?凄いです。というか、コースはルートラボで予定を立てて、初めて走るんですよね、尊敬します。それにしてもきれいな写真で臨場感ががあります。新幹線を有効に使っての輪行参考になります。
hirottakeさん
こんばんは。
そうですね。ルートラボで峠を通るように設定はしますが、初めて走るコースですので、コンビニがいつあるのか?自販機がいつあるのかビクビクしながら、えっちらほっちらノロノロ上がっています。
碓氷峠もルートラボで引いていったのは下り専門の道で現地で登れないことがわかり修正(記事中のルートラボはその箇所だけ修正したもの)など、トラブル多発です。
写真があるように、しょっちゅう止まっては休んでいますから、全くケイデンスがどうとかそう言うレベルじゃなくノロノロ登っている感じです・・・。
新幹線は駅が少ないので非常に快適です。もちろんお金は掛かりますが、車をもっていないので駐車場代、ガス代、そして車のローンなどが無いことを考えると良いのかなと割り切っています。
こんばんは。
なかなかハードなツーリングですね。金精峠は私も走ったことがあります。私は群馬側から上りましたが、
けっこうキレイな所でいいですよね。
TREK復活、おめでとうございます。
わたしも始めてのコースはルートラボで確認するのですが、思わぬ所に隠れ峠があったりして、びっくりします。
いや、ほんとに凄いですね。この季節に坂の多いルートで180kmはいくらなんでもキツそう。
熱中症、脱水症にはくれぐれも気をつけてくださいね。
私もルートラボでコースをひくんですが、しょっちゅう迷子になっちゃいますね。
そういえば、来年オメガファーマロットは分裂するようですが、Canyonはオメガファーマに供給されるん
でしょうかね。気になるところです。
たにーんさん
コメントありがとうございます。
金精峠を登ったことございますか!?なかなか綺麗な場所ですよね。群馬側からですと一気に登る感じですよね。
TREKやっと戻ってきました。フレームは新品ですので、旧フレームでのいろいろな傷は解消されました・・(良かった・・)
初めての場所(特に峠は)自販機が数十キロに渡りなかったり、想定外の所に峠があったり驚くこと多発ですよね。
どんな坂かな?というのも一つの楽しみではあるのですが・・。
C階段さん
この3連休は本当に天気が良すぎましたよね。相当暑かったです(それもあって、敢えて山の方に避暑しているわけですが・・)。熱中症、脱水は本当に気をつけないと危ないですよね。いつもより水分を取りまくって走っています。
ルートラボはもちろん素晴らしいシステムではありますが有料道路を通っていたり、気をつけないと焦りますよね(笑
考えてみれば、製薬会社とロットの会社のコラボっていうのも業種的には変ですよね。ジルベールの活躍を見れば、クラシックレースでこれからも処理できそうですし、どちらも欲しいのではないのでしょうか?(予想)
Canyonの支給がどうなるか気になりますね。